最近のできごと(Instagram)
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【roofcourtの家】現場確認2つ目基礎のコンクリートが打ち上がり、給排水設備配管を仕込んでいます。給水、給湯はヘッダー工法を使っているのでメンテナンス性に優れています。宅内における給水・給湯配管には、大 きく分けて先分岐工法とヘッダーエ法があります。 先分岐工法は、チーズやエルボなどの継手を使用して主管から洗面所や台所などの末端水栓に順 次分岐しながら配管する工法で、在来からよく使 用されていたため在来工法とも呼ばれています。これに対しヘッダーエ法は、架橋ポリエチレン 管やポリブテン管など可とう性の高い合成樹脂管 の普及に伴って、サヤ管工法の利便性とあいまっ て、集合住宅などでサヤ管ヘッダーエ法として近 年急速に普及してきました。図に示すように、ヘ ッダーから各末端の水栓に直接配管されるので、 壁内部や床下などの見えないところに継手を使用 しないため、維持管理に非常に有利です。施工上 においても、継手の種類が少なく部材管理がしや すいというメリットがあります(チーズ、エルボ、 ソケットなどを原則として使用しない)。また使用 上の利点として、ヘッダーと水栓は1:1で対応 しているので、給湯配管における湯待ち時間(水栓 を開いてから湯が出てくるまでの時間)が先分岐 配管にくらべて短いというメリットがあります。本来、合成樹脂管によるサヤ管ヘッダーエ法は、 百年住宅構想に基づき管の更新ができる工法とし て考案されましたが、広く普及した要因はそれ以 外にさらに2つあります。1つは、サヤ管内にパイ プを通すことから、建築工事上サヤ管を設置して おけば壁や床が出来てからでもパイプや水栓器具 を接続することが可能になり、集合住宅などにおける工程管理上のメリットが生まれたことです。2 つめは、継手がヘッダー部と末端継手部だけにな り漏水危険個所が壁内や床下になくなったこと、 それに伴って維持管理上の点検箇所がヘッダー部 と水栓部に集約され、点検が非常にやりやすくな ったことがあげられます。とくに後者の利点によ って、住宅品質確認法の施行に伴い飛躍的に架橋 ポリエチレン管やポリブテン管などの合成樹脂管 を使用したサヤ管ヘッダーエ法が普及しました。 戸建住宅においては、床下での配管の維持管理が 可能なことから先分岐工法で配管される場合もあ りますが、上記2つの理由と更新性によって、新規 の集合住宅では、ほとんどがサヤ管ヘッダーエ法 で配管されていると言っても過言ではありません。(出典:水道技術ジャーナル 2005 年 1 月)#一級建築士事務所 #sekidesign #兵庫県 #神戸 #建築家 #建築家との家づくり #設計事務所 #デザイン住宅 #注文住宅 #新築 #モダンインテリア #house #design #architect #architecture #ordermadehouse #newbuild #moderninterior #japan #kobe #roofcourtの家 #ギャラリア #ヘッダー方式