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作品写真
Outline
  • 高低差があり、周囲が建て詰まった敷地に計画した住宅です
  • プライバシーを確保しながら光を取り込む装置として、壁に囲まれた中庭空間をつくり、そこへLDKを隣接させました
  • 敷地の高低差をいかし、[半地下のような個室階]─[エントランス]─[1.5階のLDK+中庭]─[ロフトのような趣味の書斎+テラス]という構成になっています

Analysis of the Site
敷地環境を読み解く

方位
プランづくりの前提条件として敷地環境を読み解いていきます

Plan / Section
平面図・断面図

方位
1F
1階平面図
1.5F
1.5階平面図
Mezzanine
ロフト階平面図
Section
断面図

Features
特徴

プライバシーの守られたLDK+Roofcourt

19.1帖のLDKは、Roofcourt8帖をプラスすると27.1帖もの広がりをもつ空間となります。LDKとウッドデッキを繋ぐ開口部は幅2.2m・高さ2.4m。二枚の扉を壁に引き込んでフルオープンにすることができ、自然と外に出たくなるような繋がりがうまれます。

Roofcourtは四方を壁に囲まれたプライベートな空間で、そのためLDKについても完全にプライバシーが守られます。Roofcourtの近くにはあえてダイニングキッチンを配置しました。このキッチンを中心とした空間構成が、楽しい空間となる「しかけ」です。

夜にソファでくつろぐ〈静〉の空間であるリビングスペースに対し、食事やサービスの拠点として、またゲストなどと語らう場として、ダイニングキッチンスペースは〈動〉の空間となります。その〈動〉の空間に触発されて、隣接するRoofcourtも〈動〉の空間となるはずです。Roofcourtがダイニングの延長として使えるので、活躍する回数もおのずと増えていくでしょう。

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高低差を活かした断面計画

敷地は、メインの北側アプローチとサブの南側アプローチで1.5mの高低差があります。この条件を逆手にとり、玄関から1.5階の高さにあるLDKを実現しました。将来のことを考えると2階リビングはすこし不安、でもこの敷地で1階リビングだと暗くなりそう──その2つの不安を一気に解消できる断面計画となりました。

玄関から1.4mあがるとLDK、さらに1.35mあがると、ロフトのような空間の趣味の書斎があります。ここからLDKは見渡せますが、LDKからは見上げる位置ですから、多少物を散らかしていてもわからない空間構成になっています。また個室と浴室は玄関から1.4m下ったところにあります。

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趣味の書斎とテラス

趣味の書斎の外にはRoofcourtに面したテラスがあります。ちょっとした大工作業も、わざわざ外へ出ていく必要はありません。屋根もあるので多少の雨でも作業はできます。午前中は日当たりも良いので、洗濯物を干してもいいかもしれません。

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写真

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クライアントさまからのコメント

houzz

Data / Credit

Roof Courtの家House with a Roof Court

施工 株式会社ギャラリア