「賃貸マンションを相続したけど古すぎて困っている」
「古い賃貸マンションをどうにかしたいけど建て替えは予算が不安」
このように悩んでいるマンションオーナーの方はいませんか。
そこでおすすめするのが「リノベーション」です。
今回は賃貸マンションリノベーションのメリットについてご紹介します。
□リフォームとリノベーションの違いとは
メリットをご紹介する前に、リフォームとリノベーションの違いをご説明します。
リフォームとは、「建物を新築当時の価値になるよう修復すること」を指します。
そのためリフォームは、クロスやフローリングの張り替え、ユニットバスの入れ替えなど基本的なことのみで改修します。
一方リノベーションとは、「大規模な改修で建物を新築当時の価値よりさらに向上させること」を指します。
そのためリノベーションは、クロスやフローリングの張り替えはもちろんのこと、間取り変更や、給排水管やガス管の工事など大胆に改修します。
□賃貸マンションリノベーションのメリットとは
1つ目は入居者が決まりやすくなることです。
古く流行りが過ぎた間取りを今風に変更したり、機能性を向上させたりすることで古くなった賃貸マンションでも新築同然に生まれ変わります。
リフォームでも綺麗にはなりますがデザインは古いままなので、借主目線から見て魅力的なポイントはないわけです。
つまりあえてそこを選ぶ理由はないので入居者は決まりにくいままでしょう。
一方でリノベーションであれば使いやすい今風の間取りや設備にできるので借主に選ばれやすいのです。
2つ目は家賃を上げられることです。
賃貸マンションが古くなって家賃を下げている方は多いと思います。
リノベーションした賃貸マンションは新築同然の価値を持つので、家賃を上げても入居者が決まるでしょう。
3つ目は建て替えより費用を抑えられることです。
古くなった賃貸マンションの対処として建て替えも1つの手ですが、建て替えは建築費用の他に解体費用や立ち退き料などもかかるので高額になりやすいです。
一方リノベーションであれば、費用は建て替えの5割ほどまで抑えられます。
工期も建て替えより短いので空室期間が短いのも魅力です。
□まとめ
今回はマンションオーナーの方に向けて賃貸マンションリノベーションのメリットについてご紹介しました。
古くなった賃貸マンションの対処にお困りであればリノベーションも考えてみてくださいね。