マイホームには、新築注文住宅や建売住宅などの選択肢がありますが、近年では中古住宅のリノベーションが話題になっていることをご存じでしょうか。
今回は、新築注文住宅と中古住宅のメリット、デメリットを比較、解説します。
□自由度の高さが魅力!注文住宅のメリット、デメリットを解説します!
注文住宅の最大のメリットは、設計の自由度が非常に高いことでしょう。
建物の構造も1から設計するため、間取りや設備を自由に選べます。
費用があれば、コの字型の家や、中庭を設けた家など、複雑な形の家も建てられます。
他にも、誰も済んだことのない家に住める点も魅力でしょう。
他人が住んでいた家に住むのは嫌だ、という方は多くいます。
建売住宅にも共通することですが、新築に住んでいる気分を味わえる上に、設備の老朽化など、中古住宅ならではの心配もありません。
中古住宅では、リフォームしなければわからない欠陥がありますが、そういった心配もありません。
しかし、デメリットとして価格の高さや、住めるまでの期間の長さがあります。
国土交通省の調査によると、注文住宅の価格は土地の価格込みで平均4615万円とのことで、購入額が中古住宅の2倍近くなる場合もあるでしょう。
やはり価格面では中古住宅が有利です。
さらに、家に住めるまでの期間が長い点もデメリットです。
というのも、注文住宅は建物を1から作るため、建物を部分的にリノベーションする中古住宅リノベーションに比べて建設に時間がかかるためです。
□価格の安さが魅力!中古住宅リノベーションのメリット、デメリットを解説します!
国土交通省の調査によると、中古住宅の価格は平均1585万円とのことで、リノベーションに1000万円かけたとしても注文住宅の4615万円は下回ります。
リノベーションをどこまで行うかで費用は大きく異なるため、費用が注文住宅を上回るケースもありますが、基本的には注文住宅より安いと言えるでしょう。
部分的なリノベーションの場合、500万円以下で済むケースもあります。
リノベーションをどれくらい行うのか、その場合の費用を業者に見積もりを出してもらった上で中古住宅を選びましょう。
しかし、中古住宅の場合、家の構造の問題でリノベーションできない部分があります。
間取りの変更や、排水管などが該当します。
注文住宅を選ぶ上で、リノベーションがどの程度可能か調べることが大切です。
□まとめ
今回は、新築注文住宅と中古住宅リノベーションのメリット、デメリットを解説しました。この記事がお役に立てますと幸いです。