家族の一員である猫。
そんな猫と飼い主が過ごしやすくなるためのリフォームがあります。
今回は、猫と暮らすためのリフォームのポイントとアイデアをご紹介します。
猫と一緒に暮らされている方でリフォームをご検討の方は必見です。
□猫と暮らすためのリフォームのポイント
猫にとってリフォームは時に環境の変化によってストレスを与える可能性がありますが、対照的に、飼い主だけでなく猫にとっても暮らしやすい環境を作れます。
*猫の行動や動線を観察する
まずリフォームを計画される際に、家で猫がどのように過ごしているか確認しましょう。
猫の行動パターンやルーティーンを理解することで、猫が生活しやすい配置や好みの空間を把握できます。
これらを把握することで、猫が快適に過ごせるだけでなく、飼い主の方もストレスなく生活できる部屋になります。
*掃除しやすい床にする
猫はどうしてもトイレに失敗したり、抜け毛が落ちることがあります。
特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭では少しでも衛生的に床を保ちたい方が多いのではないでしょうか。
そのため、猫が行動するエリアは床を拭き掃除できる素材にできることをおすすめします。
近年では、対汚性能のある素材もあるため、床の掃除がしやすいだけでなく、汚れがつきにくい床にできます。
*猫が過ごしやすい場所をつくる
猫も人間同様、日光にあたることでセロトニンという幸せホルモンが分泌されます。
そのため、日向ぼっこができる環境を整えてあげることで猫が寝やすいだけでなく、精神や情緒を安定させる効果があります。
他にも、隠れられる居場所をつくることも重要です。
猫は狭い場所に隠れることを好む動物です。
そのため、猫が安心して休息できるような狭いスペースを確保してあげましょう。
□リフォームのアイデア集
1つ目のアイデアは猫と一緒にくつろげる窓際のスペースをリフォームすることです。
窓側にキャットステップとキャットウォークを設置し、近くにカウンターを配置することで、猫の姿や行動を眺めながらくつろげることが特徴的です。
2つ目の事例はドアに猫が通れる通り穴です。
構造上問題のない壁に、猫用の通り穴を設置することで、猫にとって部屋を行き来しやすい環境を作れます。
猫が通れるように常にドアを開けておきたくない方にとっては便利なリフォームです。
3つ目のアイデアは、猫の様子が伺える開放的なガラス戸です。
別の部屋にいる猫の様子が気になる方は、仕切り戸をガラス戸にすることで猫が安全に過ごしているかを確認できます。
猫だけでなく、お子様やご家族の様子も伺え、部屋全体の開放感や広がりを演出できるリフォームです。
□まとめ
今回は、猫と暮らすためのリフォームの注意点とアイデアをご紹介しました。
猫のためのリフォームは、猫にとってリフォームという環境の変化を良いものとするためだけでなく、飼い主にとってもストレスのない猫と関わりやすい環境をつくれるというメリットがあります。