マンション住まいはご近所さんに気を使いながら生活しなければなりません。
共同住宅ではやむを得ないことですが、特に子供がいる家庭では下の階の住人に気を使います。
なかでも床がフローリングの時は騒音が伝わりやすく、下の階の住人との間で騒動が起きることさえあります。
最近のマンションは建築時点で何らかの防音対策がとられていて、二重床にするとか遮音材を床の下地に使うなどの対策がされている物件もあります。
しかし完全に上階の音や振動を防ぐのには限界があるのも事実です。
古いタイプのマンションでは何も対策がなされていない物件もあり、住人が何らかの対策を施す必要があります。
対策としてはソフト面とハード面があります。
ソフト面では子供がおもちゃを使って遊んだり跳ね回ったりする時間帯を制限することがあります。
夜間一定時間を過ぎてからの子供の遊びはしつけにおいて対応すべきものです。
一方、ハード面の対策としてはフローリングの床に防音対策を施す方法が考えられます。
敷くだけで対策となる材料としては防音マット、コルクマット、畳があります。
性能が良いものは価格が高くなりますが、畳は比較的安くて済み、お薦めです。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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