床材に多く用いられている木質フローリングには、無垢のものと複合のものがありますが、無垢のものは重量や値段、傷などの点からどうしても一般的に使えるものとはいえないところがあります。
その点、複合の製品はさまざまな種類が用意されていますので、使う用途に応じて活用できることが、大きなメリットであるといえるのではないでしょうか。
複合フローリングはデザインや色も豊富ですし、また、変形に強いものも次々に開発されています。
たとえば、貼り合わせる天然木の厚みを変えることによって、重厚性のある木目の綺麗に出た無垢材と同じように見える製品もありますし、化粧シートタイプに至ってはその技術の躍進によって、本来の素材に限りなく近い化粧シートだと区別のつかないようなものもあります。
また、学習用の椅子など従来のキャスター付きの家具よる傷などがつきにくいタイプや、ワックス掛けが不要のもの、ペットである犬が歩いても滑りにくい加工がされているものや、抗菌作用を持っているものなど、いろいろなタイプの中から選ぶことが出来るのです。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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