家の中で飼育されているペットの中でも、犬は床のフローリング材が苦手です。
それというのも、爪を自由自在に出したり、引っ込めたり出来る猫と違って、犬は爪を引っ込めることが出来ません。
そのため、猫と同じ四足のペットであっても、伸びた爪がフローリングの床で滑り、歩いたり、走ったりしにくいだけではなく、運悪く床で滑った拍子に足などを骨折する可能性もあるのです。
特に、フローリングの床をいつまでも傷をつけず、美しく保ちたいと考えてせっせとワックスがけなどを施していたら、愛犬にとっては最悪です。
常にスケートリンクの氷の上を、ツルツルと滑りながら歩いているようなものだからです。
そういったことを少しでも解消して、愛犬が家の中を安全に歩けるようにお考えの方には、ぜひ床材の変更をおすすめします。
今は、愛犬のオシッコの臭いを消臭するクッションフロアから、フローリングの床材でも犬が滑りにくいタイプの木質材も販売されています。
また、場合によっては汚れたところだけはがせるカーペット材などもありますので、そういったものを使ってリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。