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セキデザイン情報ブログ

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2022/03

和風モダンな注文住宅の魅力についてご紹介します!

近年は、洋風住宅が主流になり日本古来の和風な家はめっきり見なくなりました。
しかし、そんな和風の要素を取り入れながらも、現代的な建築様式を採用した和風モダンと呼ばれる住宅形態が普及しつつあります。
今回は、和風モダンな住宅の魅力と、注意点をご紹介します。

□和風モダンな住宅の魅力とは

ここでは、和風モダンな住宅の魅力を3点、ご紹介します。

1つ目は、日本人にとって落ち着ける空間であるということです。
今でこそ少なくなったものの、少し前まではどの家も和風な様式でした。
その形式が、長年この国で採用されてきたのには、何か訳があるはずです。

長い間和風の様式で育ってきた私たち日本人は、和風な建築から落ち着きを感じるのです。
畳や土間、縁側といった昔ながらの空間は、どこか私たち日本人の心を落ち着かせてくれます。

2つ目は、自然の素材をうまく取り入れていることです。
和風モダンな家の特徴として、天然素材をうまく取り入れていることが挙げられます。
障子や格子戸、壁の木材などの天然素材は温かみを感じますよね。
注文住宅であれば、屋根やタイル、車庫など、自分の好きなところに天然素材を用いて、和の空間を作り出すことができます。

3つ目は、開放的な空間です。
和風建築の特徴として、区切りというものがあります。
部屋と部屋を仕切るのは、欧米であればドアですが、日本では障子、襖などでした。
可動式である障子や襖を開ければ、部屋は一続きになり開放的な空間を演出できます。

□和風モダンな家を作る際の注意点とは

和風モダンな住宅を注文する際の注意点を3つご紹介します。

1つ目は、防音の壁を用いることです。
昔は、近所の親交も深く、何も問題ありませんでしたが、近年ではプライバシーを守るという意識が常識になりつつあります。
障子や襖では、音漏れを防ぐことはできません。
音漏れを防ぐために防音の壁や扉を注文するようにしましょう。

2つ目は、色についてです。
和風モダンな住宅は、内装や壁の色で主張するよりも、家具にこだわった方が雰囲気が出ます。
落ち着いた色の家具を選びましょう。

3つ目は、土壁を用いる際のメンテナンスです。
土壁は乾燥するとひび割れを起こします。
見た目だけでなく、壁の耐久力にも関わる問題ですので、定期的に塗り直すようにしましょう。

□まとめ

昔とは社会が大きく変わっているので、当時の住宅そのままとはいきませんが、和風住宅の良い点のみを取り入れた現代的な住宅が、和風モダンです。
当社では、和風モダンだけでなくお客様の理想の住宅を作るサポートをしています。
お気軽にご相談ください。

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今人気の北欧風の家についてご紹介します!

最近の注文住宅では、北欧風の家が人気となっていますが、いざ設計するとなるとどういった要素が北欧風なのかわからないといった声をよく耳にします。
せっかくの注文住宅ですから、イメージ通りの北欧風の家を建てたいですよね。
今回は、北欧風の家の特徴について、外側の内側の両面からご紹介していきます。

□北欧風の家の外観とは

ここでは、北欧風の家を建てる上で欠かせない、外観のポイントを3つご紹介します。

1つ目は、ツートンカラーのシンプルなデザインです。
北欧風の家は、シンプルなデザインの外観が多く、特にツートンカラーの外壁が印象的です。
1階と2階で違う色の外壁を組み合わせたり、外壁と幕板や軒などのライン、窓枠を別々の色にする事で、メリハリのあるオシャレな外装に仕上がります。

2つ目は、大きな屋根です。
北欧の写真集や、絵本でよく見かける、急勾配で大きな屋根も特徴的です。
ドーマーという小屋根を設けて窓を設置すると、自然光が差し込みやすくなり、通気性も高まるといったメリットもあります。

3つ目は、木製サッシを使った大きな窓です。
北欧は寒さが厳しく、日照時間も短いため、窓を大きくして、少しでも多くの自然光を取り込もうとする工夫が見られます。
ただ、窓が大きいだけでは熱が逃げてしまうので、窓は断熱性の優れた3層ガラスを用いることが多いです。
高い断熱性のある木製サッシが基本で、北欧住宅の温かみのある外観として人気です。

全体として、北欧風の家は断熱性に優れた暖かさがあり、作りやすくメンテナンスをしやすいのも特徴です。

□北欧風の家の内装や設備とは

北欧風の家に見られる、内装や設備の特徴を3つご紹介します。

1つ目は、戸外室です。
北欧の夏は短いため、束の間の夏を楽しむために縁側のような戸外室を設置している家が多いです。

2つ目は、サウナです。
日本では、サウナといえば温泉や銭湯で楽しむのが一般的ですが、北欧ではサウナが自宅に設置されているというパターンも多いです。

3つ目は、薪ストーブです。
日本ではあまり見る機会のない薪ストーブですが、北欧、特にデンマークでは国内で薪ストーブの普及率が50パーセントを超えています。
薪ストーブは、部屋を暖めてくれるだけでなく、癒しの効果もあるとされています。

□まとめ

今回は、北欧風の家の特徴について、外観と内装の両面からご紹介しました。
北欧住宅の特徴をうまく取り入れながら、快適でオシャレな家づくりをしてみてはいかがでしょうか。
当社では、お客様の家づくりのサポートをしています。
ご不明点がありましたら、お気軽にご相談ください。

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北側窓のメリットと注意点についてご紹介します

窓を好きな位置につけられるとしたら、みなさんはどの方角を選ぶでしょうか。
多くの方は「南」と答えるのではないでしょうか。
逆に北側を選ぶ方は少ないでしょう。
しかし、北側の窓にもメリットはあります。
今回は、そんな北側窓のメリットと注意点をご紹介します。

□北側窓のメリットとは

ここでは北側窓の隠れたメリットを3つご紹介します。

1つ目は、1年中安定した明るさを保てることです。
南側窓は、確かに太陽光を最も効率よく取り入れられる方角ですが、夏場になると、直射日光が強く差し込みすぎる場合があります。

強すぎる直射日光を遮るために、日中もカーテンを閉めている方も多いです。
また、直射日光で壁や家具が日焼けしてしまう場合もあります。

一方で北側窓は一年を通じて安定した明るさの光を取り込みやすく、南窓ほど強い光が差し込むこともないので、快適に生活しやすいです。

2つ目は、冬場の結露や湿気を防げることです。
注文住宅では、南側に大きな窓を配置し、水回りを北側におこうと考えられる方が多いです。
しかし、水回りに窓がないと、湿気がこもり、結露ができやすくなります。
結露は放置しておくと、カビの原因になります。
北側窓があれば湿気を逃がせるので、結露やカビを防げるのです。

3つ目は、南側窓と合わせて風通しをよくできることです。
南側と北側の両方に窓を設置すれば、風の通り道ができるため、家全体の風通しが良くなります。
風通しが良いと、夏場は涼しく感じるため、クーラーに頼る機会が減り、電気代の節約にもなります。

□北側窓の注意点とは

北側窓で注意しなければいけないのは、隣家からの視線です。
今でも、多くの家が南側に窓を設置しています。
北側に窓をつけると、窓が向かい合わせになり、隣家との距離が近いと、家の中が丸見えになってしまうかもしれません。

北側窓を作る際は、窓を小さくしたり位置を高くするなどの工夫が必要です。
また最近では、外側からは中が見えない、マジックミラー加工を施したガラスなど、プライベートを守るための素材が数多く存在します。
それらを利用するのも一つの手ですね。

□まとめ

今回は、北側窓のメリットと注意点をご紹介しました。
南側窓だけでは得られないメリットも、北側窓にはあることがわかっていただけたでしょうか。
これから注文住宅をお考えの方は、南側窓を取り入れてみてはいかがですか。
なにかご不明点や、困ったことがありましたらお気軽に当社までご相談ください。

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中古住宅リノベーションを選ぶメリットとデメリットについて解説します!

新築購入か中古住宅のリノベーションのどちらを選ぶかでお悩みの方はいらっしゃいませんか。

新築購入と比べて、中古住宅のリノベーションにはいくつかの点でメリットとデメリットがあります。

今回は、中古住宅リノベーションを選ぶメリットとデメリットについて解説します。

ぜひ参考にしてください。

□中古住宅リノベーションを選ぶメリット

まずは、中古住宅リノベーションを選ぶメリットを3点紹介します。

*地理的なメリット

新しく購入した中古住宅をリノベーションする場合は、中古住宅は新築よりも売りに出されている物件数が豊富なため、物件の選択肢が増えます。

物件の選択肢が増えると、ずっと住みたかった街や今住んでいる街、駅やスーパーの近くなど希望する地理的条件に当てはまる物件が見つかりやすくなります。

他にも、地盤が良い物件や車の出入りがしやすい物件など、さまざまな好条件の物件が見つかりやすくなります。

また、現在お住まいの住宅をリノベーションする場合は、住宅の内外装以外は全て今までと同じ環境で暮らせるといったことも地理的なメリットの1つです。

*デザイン面でのメリット

こだわりの素材で内装を作ったり、部屋を繋げて間取りを変えたり、中古住宅のリノベーションでは室内を自由にアレンジできます。

他にも、あえて元の部分を残して味を出すといったことなどもできます。
*金銭的なメリット

新築購入に比べて、リノベーションは費用を抑えることが可能です。

LDKだけをデザインするなど予算に合わせて内装をデザインしたり、抑えた費用でその分内装のデザインにこだわったりできます。

□中古住宅リノベーションを選ぶデメリット

1つ目は、時間がかかることです。

中古住宅のリノベーションには、物件を購入する場合は物件の購入から始まり、天井や床、壁など内部の解体工事、改装工事とおおよそ3ヶ月から半年までの時間がかかり、すぐに物件に住めません。

2つ目は、デザインが制限されることです。

中古住宅のリノベーションは内装のデザインにこだわれることが1つのメリットですが、室内に取り除けない柱がある場合など、必ずしもやりたいことが全てできるかというとそうではありません。

□まとめ

今回は、中古住宅リノベーションを選ぶメリットとデメリットについて解説しました。

中古住宅リノベーションのメリットとデメリットを理解して、理想の住宅探しに一歩近づきましょう。

他に何か気になることやリノベーションのご相談があれば、ぜひお気軽に当社にご連絡ください。

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マンションの床の遮音性能について神戸市の設計事務所が解説します!

マンションに住んでいると近隣住民とさまざまなトラブルに巻き込まれることがしばしばあります。

その中でも特に多いのが騒音トラブルです。

室内から外に伝わる騒音は、室内の壁や床の遮音性能に依存します。

今回は、マンションの床の遮音性能について神戸市の設計事務所が解説します。

ぜひ参考にしてください。

□遮音性能を表すL値

L値とは床の遮音等級を表す値であり、その値が小さいほど遮音性能が高いことを示します。

L値は床に伝わる衝撃音の種類、軽量床衝撃音(LL)と重量床衝撃音(LH)の大きく2つに分けられて表記されます。

軽量床衝撃音(LL)はスプーンなど小物を落としたときに鳴る軽くて硬い音、重量床衝撃音(LH)は、子供が飛び跳ねたときなどに鳴る重く響く音です。

また、L値は特級、1級〜3級とランク分けされており、等級が高いほどL値が低い=遮音性能が高いことを示します。

具体的な数値は特級(LL-40, LH-45)、1級(LL-45, LH-50)、2級(LL-50~55, LH55)3級(LL-60, LH60)となっています。

L等級が特級または1級だと音はほとんど伝わらないか、意識するほど伝わりませんが、2級になると音が徐々に伝わり始め、3級になると音がはっきりと伝わり下の階の方はうるさいと感じます。

マンションで騒音トラブルを起こさないためには1級以上を目指すのが良いでしょう。

□遮音性能を高めるために

遮音性能を高めるためには、L値を下げる(=L等級を高める)必要があります。

ここでは、軽量床衝撃音(LL)と重量床衝撃音(LH)のそれぞれを下げる方法について解説します。

*軽量床衝撃音(LL)を下げる

軽量床衝撃音(LL)を下げるためには、遮音効果の高いカーペットを敷くのが手っ取り早い方法として挙げられます。

特に効果の高いものは下地がフェルトのカーペットで、LL-40とL等級は特級を誇ります。

それ以外のカーペットは1級から2級ですが、敷かない場合と比べると遮音性能は十分に期待できます。

他にも、緩衝材を含んだフローリングなどが対策法として挙げられますが、それだけでは特級には届きにくいです。

*重量床衝撃音(LH)

重量床衝撃音(LH)はカーペットやフローリングでの対策は少しは効果がありますが、特級レベルまでの軽減は難しく、建設工事の際に床下のコンクリートを厚くするなどの対策をすることが多いです。

重量床衝撃音をできるだけ発生させないように心がけることが効果的な対策です。

□まとめ

今回は、マンションの床の遮音性能について解説しました。

2種類の音とL値を理解して、騒音トラブルを起こさないように気をつけましょう。

何かわからないことや設計、改装のご相談があればぜひ当社にお気軽にご相談ください。

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注文住宅をお考えの方の中には、トップライトを取り入れるかどうか検討されている方が多くいらっしゃいます。

トップライトとは日本語で天窓のことで、天井に設置する窓のことを指します。

今回は、トップライトを設置するメリットとデメリットについて解説します。

ぜひ参考にしてください。

□トップライトのメリット

*プライバシーを保護できる

部屋の側面に設置された窓は、部屋の中の様子が外から見えるため、使用しないときはカーテンなどを用いてプライバシーを保護する必要があります。

これに対してトップライトは外から中の様子を見られるといったことがないので、人の目を心配することなく使用できます。

*風通しを良くできる

開閉可能なトップライトの場合、トップライトと他の窓を1つ開けることにより風通しが良くなります。

風通しが良くなると、換気の効率を上げたり、夏場はクーラーなしでも涼しく、冬場は湿気が溜まるのを防げるなどさまざまなメリットにつながります。

*強い光を取り入れられる

トップライトは壁側の窓よりも強い太陽光を取り入れられます。

建築基準法ではトップライトからの太陽光は、壁側の窓から入る太陽光の約3倍のものであると規定されています。

強い光を取り入れることで、よりお部屋を明るく、暖かくできます。

しかし、冬場の寒い時期は部屋を暖めやすく良いのですが、夏場は暑くなりすぎることに注意する必要があります。

□トップライトのデメリット

トップライトのデメリットとして代表的なものを2点紹介します。

1点目は、雨漏りです。

年数経過で窓の隙間のゴムが緩んできたりすると雨漏りを起こす場合があります。

これを防ぐために、定期的なメンテナンスや屋根の傾斜を調整して水が溜まりにくくすることなどが必要です。

2点目は、掃除の面倒さです。

トップライトは屋根に設置されるので掃除が困難で面倒です。

多少の汚れは風や雨水で洗い流されますが、大きな汚れや溜まった汚れがついた際は危険な作業なので、専門の業者を呼んで掃除する必要があります。

しかし掃除の頻度は高くないので、それほど心配する必要はないかもしれません。

□まとめ

今回は、トップライトを設置するメリットとデメリットについて解説しました。

ぜひ、注文住宅を新築される際は、トップライトの設置を選択肢の一つにされてみてはいかがでしょうか。

何かわからないことや、注文住宅のご相談があればぜひお気軽に当社にご連絡ください。

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注文住宅を検討の際押さえておくべき家相について解説します!

みなさんは家相という言葉をご存知でしょうか。

家相とは土地や家の間取りの吉凶、すなわち良いか悪いかを見るものであり、風水と同じく中国から伝わった考え方で、日本の風土に合わせた形へと発展してきました。

今回は、家相について押さえておくべきポイントと家相と具体的な間取りに関して解説します。


□家相について押さえておくべきポイント

ここでは家相について押さえておくべきポイントを解説します。

まず、家相は風水と同じく統計学や環境学に基づいている部分もあり、全くの作り話というわけではなく参考にすることで暮らしやすい家づくりに近づけるかもしれません。

次に、家相には「三所に三備を設けず」という大原則があります。

三所とは鬼門(東北方向)、裏鬼門(西南方向)、中心(住宅の中心)を指します。

三備とは玄関、台所、トイレを指します。

家相では、三所に三備のいずれかが一つでも位置していると凶相、つまり運気が悪くなるとされています。

他にも、家相では張りは吉相、欠けは凶相とされています。

張りとは部屋の中の凸、つまり四角形を基準にして突き出ている部分の事で、欠けとは凹、つまり陥没している部分のことを指します。

また、張りは壁一面に対して1つまで、欠けは増えれば増えるほど悪いとされています。

□家相と具体的な間取り

具体的に間取りを決める際は、まずは三所に三備を設けずの原則を守りましょう。

次に吉相の間取りを増やし、凶相の間取りを減らしましょう。

吉相の間取りの例として挙げられるのは、南側のリビングです。

南側のリビングは吉相とされており、太陽の光が集まる南側に生活の中心となる部屋を置くことでエネルギーを蓄えられるといった理由があります。

凶相の例は三所三備や家の中央部に階段を設置することなどが挙げられます。

他にも吉相、凶相となる部屋の配置はさまざまなパターンがあります。

間取り以外にも、鬼門の方角にヒイラギなどのトゲのある植物を置くと吉相など家相で良し悪しとされていることがあります。

また、家相を意識した家づくりをすることで不動産価値が上がることがあります。

□まとめ

今回は家相について押さえておくべきポイントと具体的な間取りに関して解説しました。

よしとされている全ての要素を取り入れようとするのは難しく、暮らしやすさに影響が出ない程度に部分的に取り入れるのが良いでしょう。

何かわからないことや注文住宅に関するご相談があればぜひお気軽にご相談ください。

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北側に窓を設置するメリットと注意点について解説します!

住宅を選ぶ際、太陽の光が最も差し込む南側に窓が設置されているかを重要視する方は多くいらっしゃいます。

反対に、北側の窓はあまり重要視されておらず、良いイメージをお持ちでない方もいらっしゃいます。

今回は、北側に窓を設置するメリットと注意点について解説します。

ぜひ参考にしてください。

□北側の窓のメリット

ここでは北側に窓を設置するメリットについて大きく2点紹介します。

*風通しが良くなる

南側の窓と一緒に北側にも窓を設置すると、部屋全体の風通しが良くなります。

風の通り道を作ることによって、夏場はクーラーをつけなくても涼しい状態を保つことができ、電気代の節約に繋がったり自然を感じたりできます。

冬場は、湿気が溜まって水回りが結露したりカビが生えてしまったりすることを防げます。

他にも、風通しを良くすると換気の効率が良くなったりさまざまなメリットがあります。

*程良い光が入ってくる

南側の窓からは直接激しい日光が入ってきますが、北側の窓からは地面や近くの住宅などに反射した眩しすぎない程良い日光が入ってきます。

北側の窓から入ってくる光の強さは1日を通して大きく変化がないため、南側の窓のようにカーテン等で光の強さを調整する必要はありません。

また、南側の窓のそばに家具やインテリアを長い間置いていると日焼けしてしまいますが、光が穏やかな北側の窓のそばでは日焼けしにくいので、心配することなく家具、インテリアを設置できます。

□北側の窓の注意点

ここでは北側の窓を設置する際の注意点を紹介します。

北側に窓を設置する際に最も注意するべき点は、北側に隣の住宅が隣接している場合大きい窓は避けるべきだという点です。

先ほども説明した通り、一般的な住宅は日光をたくさん取り入れるために南側に大きな窓を設置します。

北側に住宅がある状態で北側に大きな窓を設置してしまうと、お互いの家の中が丸見えになりプライバシーの問題につながります。

このような場合に北側に窓を設置する際は、(1)窓を小さめにする、(2)窓の位置を高くする、(3)曇りガラスを使用するといったような対策をとると良いでしょう。

□まとめ

今回は、北側の窓のメリットと注意点について解説しました。

注文住宅やリフォームをお考えの方は、注意点を踏まえてさまざまなメリットのある北側の窓を取り入れてみてはいかがでしょうか。

何かわからないことや住宅の設計、改装のご相談があればお気軽に当社にご連絡ください。

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「愛するペットが安全、快適に暮らせる家づくりをしたい」

このようにお考えの方は多いと思います。

ペットが安全、快適に暮らせる家づくりをするためには、ペットの習性を把握し、その習性に合わせた家づくりをする必要があります。

今回は、鳥が安全、快適に暮らせる家づくりについて神戸市の設計事務所が解説します。

□鳥の習性

鳥の習性を理解することが、鳥が安全、快適に暮らせる家づくりにつながります。

ここでは、インコや文鳥などペットとして飼われる鳥の主な習性を三点挙げます。

*いたずら好き

まず、鳥は非常にいたずら好きです。

ケージから放すと、壁紙や本、書類などの紙をかじってボロボロにします。

基本的にフンのしつけができないため、部屋中にフンを撒き散らしたり、大型の鳥になればなるほど大声で泣き叫びます。

*人懐っこく寂しがり屋

次に、鳥は人懐っこく寂しがり屋な動物です。

目の届くところにケージを置いてあげて、頻繁にコミュニケーションをとってあげると、よく懐いていうことを聞いてくれやすくなったりします。

*中毒症状を引き起こしやすい

最後に、鳥は多くのものに対して中毒症状を引き起こします。

食べ物だと、アルコールやチョコレート、高タンパク質、高塩分、高脂質の食べ物などが挙げられます。

これらは意図的に与えなくても誤って口にしてしまうことがあるので注意する必要があります。

食べ物の他にも、金属や植物にも中毒症状を起こすものが多く、ハイターなどの消毒液に含まれる次亜塩素酸ナトリウム、フッ素加工されたフライパンなどを空焚きした際に発生するガスは即死しかねないほど危険です。

□鳥が安全かつ快適に暮らせる家づくり

鳥が安全かつ快適に暮らせる家を作るためにまずは、放鳥する部屋は散らかっていないようにしましょう。

フンをしてしまったときの処理が楽になり、また植物や金属片などの中毒症状を引き起こすものの誤飲を防げます。

壁などをかじってしまうのを防ぐためにはかじる用のおもちゃを与えると良いでしょう。

ケージを置く場所はリビングなどの人目の届くところがおすすめですが、騒がしすぎるテレビのそばや有毒なガスが発生する恐れのあるキッチンのそばなどは避けましょう。

大型の鳥は鳴き声で近隣に迷惑をかけないために防音壁を設置することをお勧めします。

鳥のいたずらや困った行動を未然に防ぐことは、私たちの鳥への愛情へつながり良いコミュニケーションをとり続けることができます。

□まとめ

今回は、鳥が快適かつ安全に暮らせる家づくりについて紹介しました。

快適かつ安全に暮らすことは良いコミュニケーションや健康にもつながります。

当社では、より鳥が快適、安全に暮らせる家づくりを実現するための住宅計画、改装を行っています。

興味を持ってくださった方はぜひお気軽にご連絡ください。

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