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Outline
  • 海をのぞむ築古マンションのリノベーションです
  • 海と空の景色を室内全体で感じられるよう、視覚的な広がりを意識して設計しました
  • 外部の海の青を室内へと引き込み、また室内に広がりをもたらすしかけとして、天井や梁に鏡面素材を用いています
  • 主寝室とLDKを一体化し、家具のギャラリーとしても機能するワンルームのプランです

Plan and Section
平面図・断面図

Plan
平面図
Section
断面図

天井のパネルは、海をできるだけ映しこむように計算して配置しています。このことにより、窓際から離れていてもつねに外部空間=海の存在を感じとることができます。海辺という立地をいかした、開放感のある空間のための、ひとつのしかけです。

Features
特徴

天井の水面:海の青さをひきこんで

天井には水面をイメージしたパネルをあしらいました。これは薄い金属をミラーになるまで磨き上げ、3D曲げ加工を施したもので、海の青色をできるだけ映しこむように計算して配置しています。窓の大きさ自体を広げることはできませんが、天井が映す海の青がより外部空間との繋がりに広がりを与え、開放的に感じられる空間となりました。また、邪魔な梁の側面にミラーを貼ることで圧迫感を減らす、といった設えも合わせておこなっています。

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ギャラリーにもなる一室空間

クライアントは家具製作をいとなまれていますから、もちろん置き家具はすべてクライアントの会社の製品になります。ときには家具のギャラリーとしてもつかえるように、というご要望もあり、プランは間仕切りを極端に少なくしたワンルームとしました。主寝室だけは建具によって仕切れるようにしていますが、それもすべて開放すれば、塩屋の海をのぞむあわせて約30帖の広い空間を楽しむことができます。

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Photographs
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Data / Credit

塩屋・海辺の別荘 Re:A Seaside Room in Shioya Reimagined

施工 株式会社須々木工務店