再生住宅とは
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再生住宅という言葉を聞いたことがありますか。
この再生住宅というのは、新築でも中古でもない、第三の分類として最近住宅業界で注目されている住宅です。
今回は、この再生住宅について、どのようなもので、どんなメリットがあるのかということについてご紹介します。
まず、何が再生住宅と呼ばれるものになるのかということについてご説明します。
ハウスメーカーや工務店、不動産会社が中古の住まいを買い取り、大規模な改修工事をして、再度売り出す住宅の事を再生住宅と言います。
これは、中古物件ではありますが、新築状態に近い仕様になってることが多く、信頼性も高いので、単なる中古住宅と明確な違いを表現するために、再生住宅という新しい分類ができたのです。
また、大規模な改修工事と言うのは、具体的には、新築と同レベルの耐震工事を施したり、断熱材なども最新のものを入れて、断熱性を高めるというものがあげられます。
他にも、デザインを流行のデザインに沿うようにアレンジしたり、既存の柱がデザインの良さを阻んでしまっているのであれば、それ自身を活かしたデザインにしたり、天井が低い物件であれば、照明を天井に埋め込んでへやを広く見せると言った手法が使われています。
一般的な中古住宅の再販であれば、壁紙をはりかえたり、キッチンやユニットバスの入替などのリフォームを行うだけです。
しかし、この再生住宅では、間取りまでを変えてしまうというのが大きな違いと言えるのです。
そして、再生住宅は既存の住宅をできる限り再利用しているので、更地にして、新しい家を新築するよりも廃棄物を減らせることになり、環境負荷を削減できることにもつながります。
日本の住宅は耐用年数が、一般的に30年とされていて、木造住宅に関しては20年以上たつと、建物自身の価値は大きく下がってしまいます。
しかし、この再生住宅を手がけるハウスメーカーなどは、こういった中古住宅でも高く買い取ってくれることが多くあります。
愛着のある家が新しく生まれ変わり次の住民に住んでもらえると思うと、中古住宅を売ろうと考えている人にとってもうれしいものです。
このように、再生住宅は買い手だけでなく、売り手にもメリットがあるのです。
新築より安価で、中古より高品質な再生住宅、お分かりいただけましたか。
今はまだ数的にそこまで多いものではありませんが、再生住宅はこれからも注目される第3の部類となるでしょう。
新しく家を購入しようと考えている方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
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