前回に引き続いて今回も猫とうまく暮らす方法について書いていきます。前回は躾について書きましたが、今回は家具について書いていきます。ここでは猫専用のものに着目して紹介します。
まず、猫を飼う際に必要になってくる猫専用の家具は主に、猫専用ベッド、猫専用トイレ、猫専用遊び道具、爪とぎグッズ、格子戸の5つです。以降2記事に渡ってそれぞれについて解説していきます。
・猫専用ベッド
置き場所も大きさも猫の好みに合わせましょう。1日の大半を寝て過ごすのが猫でした。そのため猫は快適に寝ることができる場所を探す名人であり、お気に入りの場所で寝ていることが多いです。
そのため、まず置き場所は猫がよく好んで寝ている場所に設置しましょう。自分のベッドの横で寝てほしいからと言って、無理に寝室の近くに猫のベッドを置いても、そこが猫のお気に入りの場所でなければなかなか寝てくれません。
あくまで、猫目線で置く場所を決めましょう。また大きさですが、できるだけ猫のサイズにぴったりのものが良いです。
というのも猫の習性の記事で書いたように、猫は狭い場所を好むためです。人は大きなベッドに憧れを抱くこともありますが、猫の場合は小さなベッドほど嬉しいようです。
また、材質にも注意が必要なようです。猫は母猫の温かみを求めますので、もこもこした材質のものを選ぶと安心して眠ることができるようです。逆に選んではいけないものが化学繊維や接着剤など、臭いがきついものです。猫は自分の臭いがすると安心して眠ることができるので、そのような臭いのきついものだと安心して眠ることができません。気を付けましょう。
・猫専用トイレ
人間がトイレを使うとき、誰かに見られているとやりづらいですよね。それと同じで猫も落ち着くトイレの条件があるようです。以下にその条件を書きます。
*人通りが少ない
*人の声が聞こえない
*人目につきにくい
*ごはんや飲み水の場所から遠い
これは恥ずかしいからという理由ではなく、本能的にトイレ中に敵に襲われると命の危険があると思ってしまうために、気配を感じないところを好むようです。
「猫だからどこでもいいだろう」という考えは捨てて、人間と同じようになるべく隔離されたところにトイレを設置してあげましょう。
また、これ以外にも重要なポイントが1つあります。それは、もし失敗してもすぐに片付けができるところに設置するというものです。
いくら躾をしても失敗はしてしまいます。あらかじめ失敗を考慮に入れたところにトイレを設置しましょう。
いかがでしょうか。ベッド、トイレについてご理解いただけたでしょうか。次回は残り3つについて説明します。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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