前回は新築に関してサイディングに関してお話していきました。
しかし今回はサイディングではなく、タイルについて取り上げたいと思います。
「え、タイルって外壁としてまだあるの!?」
このように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は外壁の素材としてタイルについて言及していきたいと思います。
・タイルはあまり日本では普及していない
そもそもタイルの住宅を日本で見たことはありますか。あまり見たことはないと感じる人も多いんではないでしょうか。やはり日本では他の国を比較してもあまりタイルの住宅はありません。したがって今からタイルの住宅を普及させることも少なくなっています。
・しかし外見はタイルが一番
日本にはタイルの住宅が少ない一方で外見的にはタイルの住宅に憧れを持っていらっしゃる方も多いようです。特に高級感を漂わせることができるため、タイルの外壁もかなり独特の雰囲気を出しています。サイディングなどでは絶対に再現できないような高級感と存在感を出すことができるのが大きなメリットでしょう。また、モダンと言われるような西洋の雰囲気も出るため、とても目立った住宅にすることができます。一軒だけでも大きな存在感を出すことができるので、一度検討してみるのもいいでしょう。
・コスト的にも安定
このタイルの外壁はコスト面でもそれほど金額がかからないのが特徴です。特にサイディングと比較してもかなり安くなっています。このタイルは汚れやメンテナンスも必要ないと言われています。したがって何度もメンテナンスできないという方はぜひこのタイルの外壁にしておくと掃除もメンテナンスも必要ないため気軽に放っておくことができます。
・しかし初期費用はかかってしまう
しかしデメリットもあります。それは初期投資としてお金がかかってしまうということです。タイル一個一個を購入することになるのでやはり価格としては高くなってしまいます。また、このタイルを貼り付ける作業などもあり、そのたびに接着剤なども必要です。したがって初期の費用としてはサイディングと引けを取らないくらいになってしまうデメリットがあります。
いかがでしたでしょうか。タイルのメリットデメリットについて知ることができましたね。ぜひ皆さんも興味を持った方はぜひタイルを導入して見てくださいね。そして展示会などにも参加して雰囲気を一度だけでも体験しておくといいでしょう。ありがとうございました。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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