皆さんは地下室と聞いてどのような印象をお持ちでしょうか。
「え、地下室って高そうなイメージ・・・。」
「これから地下室をやってみようか迷っているんだ。」
このように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は地下室のメリットについてお話していこうと思います。
・まずは土地がかなり有効に使えるということ
まず最初にあげることができるメリットは土地の有効活用ができるという点です。狭い土地になってしまった場合や。金銭的にあまり広い土地ができないという方もおそらく広々と住宅を建てたいということは感じることでしょう。そこで地下室はもってこいなんです。3階を立てればいいじゃないかと感じてしまいがちですが、3階を建てるということになった場合はまず基礎の工事がすごい特殊なものになってしまうんです。やはり耐震性能を向上しなければいけないため、基礎工事に莫大な金銭がかかってしまいます。また、法律で3階を建てれない地域もあるため、スペースを増やしたくても増やせなくなってしまうんです。そんな時に有効なのはこの地下室です。地下室は法律の制限もないため、どこでも行うことができます。
・実は安全
地下室と聞いてあまり安全なイメージを持たない方も多いかもしれませんが決してそんなことはないんです。この地下室は逆に安全な場所として活用することもできるんです。特に地震や家事の際などに災害が起きてしまった場合でもある程度は地下室に逃げることができます。そう考えるといいスペースではないでしょうか?
・遮音性が抜群にいい
地下室の最大のメリットは遮音性が高いということです。地下なので隣という概念がありません。また、上部は住宅のため全く音に関しては気にせず過ごすことができます。さらに、ギターが好きな人や音楽が好きな方は地下室で楽器を演奏することもできますし、自分だけの映画館を作って大音量で映画を鑑賞することができます。これはロマンなのではないでしょうか。特に音楽に関しては自分だけのスタジオなので深夜まで没頭できますし、友人などを招いて合奏することもできます。
いかがでしたでしょうか。地下室のイメージ的に高そうであまり安全そうではないということを感じていたのではないでしょうか。でも決してそんなことはありません。ぜひ皆さんも地下室に関して興味を持った方はぜひ展示会などに参加してみましょうね。そしていろんな情報をしっかり聞いて判断しましょう。今回はありがとうございました。
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投稿者プロフィール

- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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