前回はアイランドキッチンのメリットについてお話していきました。でも真剣に考えていらっしゃる方はデメリットについても聞いてみたいんではないでしょうか。
「確かにメリットは理解できたけど。」
「アイランドキッチンのデメリットも知りたいな。」
やはりこのようなことを感じる方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回はアイランドキッチンのデメリットについてお話していこうと思います。
・スペースがかなり必要
ではこのアイランドキッチンのデメリットとは一体何なのでしょうか。まず言えることはスペースが必要ということです。今まで狭いスペースがキッチンになっていた場合などはリフォームをしてあげる必要があります。どうしてもアイランドキッチンとして作るためには相当のスペースが必要です。独立した広々とした空間を確保しましょう。そして収納にも影響が出てきてしまいます。また、アイランドキッチンは収納を確保できるのですが、棚などを上部に作ることができないため少し面倒な配置になってしまいます。つまり、機能性がどうしても低下してしまい、キッチンは最小限のものだけでいいという方にはあまり向いていないものになっているのです。
・部屋に調理の匂いが蔓延しやすい
では他にデメリットはないのでしょうか。実は決してそのようなことはありません。アイランドキッチンは調理スペースが独立しているので匂いがリビングなどに蔓延しやすくなってしまうんです。したがって匂いのきつい料理を作ったりすると部屋のカーテンやソファなどに影響を与えてしまうことでしょう。貴重な家具を愛用している場合はあまり許せないことかもしれません。ニンニクやその他の料理をする際は十分注意して料理を行いましょう。
・油のはねに注意
匂いだけではありません。揚げ物や鉄板などで焼いている場合、油のはねがかなり深刻なってきてしまいます。また、アイランドキッチンは独立しているので油などがはねやすくリビングにも影響を与えてしまいます。そして、スペースが広いためその油を掃除しようとしても広いスペースを掃除しなくてはいけません。掃除があまり好きではないという方はあまり向いていないキッチンかもしれません。なるべく掃除しやすいキッチンを選ぶことをお勧めします。
いかがでしたでしょうか。アイランドキッチンについて知ることができましたね。今回は主にアイランドキッチンのデメリットについてお話していきました。ぜひこのメリットデメリット両方を判断して決断してくださいね。
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投稿者プロフィール

- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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