皆さんはペットと暮らせる家と聞いてどのような家を思い浮かべますか?
「ペット用の窓や扉がある家。」
「ソファがある家。」
などなどこのような意見を考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はペットと暮らせる家というテーマでどのような点に注意するべきなのか、その方法についてお話していこうと思います。
まずペットと暮らせる家を作っていくにあたって、動物たちの目線がとても大切になってきます。リビングや寝室などを行き来する一員として心地よいスペースが必要になってきます。
どうしても犬たちが怒られたりした時に一人になって落ち着ける部屋が必要です。トイレなどとは異なり、不安を解消できる部屋をつくてあげましょう。
そして、もう一つ重要なのは動物たちの習慣を意識してあげるということです。ペットは人と同じようにストレスを感じやすくなっています。
これはどうしても動物のペースを守ってあげないからです。犬にとってのテリトリーなどを意識して世話してやることでペットもストレスのない生活を送ることができます。
そしてもう一つは好奇心の対象などを置いておかないことです。犬などの動物たちはなんでも関心を持っています。
これは人間の子供でも同じことが言えます。仮に動物たちがすぐに手に取りやすい場所にアクセサリなどを放置しておくと誤って動物たちが食べてしまったり壊してしまったりします。
このようなことを防ぐためにも飼い主として、ものの管理は徹底しなくてはいけません。
最後に、一緒に使う部屋を明確にしておきましょう。これは人間も一緒ですがペットと共有スペースを決めておくことでメリハリのある生活を送ることができます。
メリハリのある生活はそれぞれのストレスを軽減することができるようになります。また、一種の空間作りとしてある程度のルールを作っておくことが非常に大切になってきます。
このメリハリのあるのとないのでは居心地や住みやすさがかなり変わってきます。一緒に共同生活していくためにもこのような工夫を忘れないでくださいね。
いかがでしたでしょうか?
ペットと暮らせる家を運営して行くためには様々なことに注意して行く必要があることがわかりました。このような工夫はあまり知られていません。
しかし、飼い主としてのしっかりした義務を守って生活していきましょう。今日も読んでいただきありがとうございました。次回は遮音についてお話していこうと思います。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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