
モダンなインテリアに観葉植物を取り入れると、空間がぐっと洗練された雰囲気になります。
しかし、種類が多く、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、モダンな家の様々なスタイルに合う観葉植物の種類や選び方、そしておしゃれな飾り方についてご紹介します。
お部屋の雰囲気に合った植物選びのヒントになれば幸いです。
モダンな家観葉植物選びのポイント
部屋の広さ別おすすめ植物サイズ
お部屋の広さに合わせて植物のサイズを選ぶことは、バランスの良い空間を作る上で重要です。
ワンルームやコンパクトなリビングには、小型の観葉植物がおすすめです。
テーブルヤシやサンスベリアなど、高さ60cm以下の植物が、圧迫感なく空間を彩ります。
一方、広々としたリビングには、大型の観葉植物が効果的です。
フィカス・リラータやフェニックス・ロベレニーなど、高さ1.5m以上の植物は、空間のアクセントとなり、存在感を放ちます。
植物を選ぶ際には、鉢のサイズだけでなく、成長後の大きさを考慮することも大切です。
植物の色合いの選び方
モダンインテリアでは、色使いが重要です。
植物の色合いを選ぶ際には、お部屋全体のカラーバランスを考慮しましょう。
白やグレーを基調とした空間には、緑や濃緑の葉を持つ植物が映えます。
パキラやサンスベリアなど、シンプルで落ち着いた色の植物は、モダンな空間を引き立てます。
素材感の調和
植物を選ぶ際には、鉢や鉢カバーの素材にも注目しましょう。
陶器やセメント、ガラスなど、モダンな雰囲気を持つ素材の鉢カバーがおすすめです。
これらの素材は、植物の緑と美しく調和し、洗練された空間を演出します。
また、木製の鉢カバーも、ナチュラルモダンな空間にはよく合います。
植物の鉢と、お部屋の家具やインテリア小物の素材感を合わせることで、統一感のある空間を作り出すことができます。
モダンな家観葉植物おしゃれな飾り方
鉢や鉢カバーの選び方
鉢や鉢カバーは、植物の印象を大きく左右します。
モダンなインテリアには、シンプルなデザインの鉢カバーがおすすめです。
陶器やコンクリート、金属製の鉢カバーは、モダンな雰囲気を演出します。
また、素材だけでなく、色にもこだわりましょう。
白や黒、グレーなどの無彩色や、ベージュやブラウンなどのニュートラルカラーの鉢カバーは、様々なインテリアに合わせやすく、モダンな空間にも自然と溶け込みます。
植物のサイズや種類に合わせて、適切なサイズの鉢カバーを選びましょう。
植物の配置のコツ
植物の配置は、空間の印象を大きく変えます。
リビングのコーナーに大型の植物を置くことで、空間のアクセントとなり、視線を誘導する効果があります。
また、窓際に植物を置くことで、自然光を効果的に取り入れ、明るく開放的な空間を作ることができます。
中型や小型の植物は、テーブルや棚の上に置くことで、空間の彩りを豊かにします。
植物を配置する際には、生活動線を妨げないよう、また、植物同士がバランスよく配置されるよう注意しましょう。
その他のインテリア小物との組み合わせ
観葉植物は、他のインテリア小物と組み合わせることで、より魅力的な空間を演出できます。
例えば、モダンなデザインの家具や、シンプルな色合いのクッション、アート作品などとの組み合わせがおすすめです。
また、観葉植物と同じ素材や色合いのインテリア小物を選ぶことで、統一感のある空間を作ることができます。
植物とインテリア小物の組み合わせを工夫することで、個性を際立たせた空間を演出できます。
空間全体のバランス
植物のサイズ、色合い、素材感、配置などを考慮して、空間全体のバランスを考えましょう。
植物が多すぎると、圧迫感を感じてしまう可能性があります。
一方で少なすぎると、空間が寂しく見えてしまうこともあります。
お部屋の広さや、他のインテリアとのバランスを考えながら、最適な数の植物を選びましょう。
まとめ
今回は、モダンな家の様々なスタイルに合う観葉植物の選び方と飾り方について解説しました。
部屋の広さやインテリアスタイル、植物の色合い、鉢カバーの素材などを考慮することで、より洗練された空間を演出できます。
植物の配置や、他のインテリア小物との組み合わせも重要です。
これらのポイントを参考に、みなさんのお部屋にぴったりの観葉植物を見つけて、快適で美しい空間を作り上げてください。
投稿者プロフィール

- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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