生活を共にしている大切な家族の一員であるペットにも、ストレスを感じない環境でリラックスして生活してほしいですよね。
注文住宅を考えるときにペットと快適に暮らせる家にしたいのは当たり前なことだと思います。
ここではペットと暮らす家を紹介するので、ぜひ間取りや設置する物などを考える際の参考にしてみてください。
□ペットと暮らす家の実例をご紹介!
ペットと快適に暮らせるような住宅をいくつか紹介します。
・庭にドッグランを設置
犬はほとんど毎日散歩に行かなければならないほど、外が好きでよく運動する動物です。
広い庭にドッグランを作れば、犬が外に出られる機会が増えます。
ただし、フェンスで囲っていても犬が隙間から脱走してしまうこともあるので狭めのものを設置することに注意しましょう。
・ペットが入れないスペースを作る
ペットにとっては有害で危険なものもあるので、それらに近づかないように対策しておく必要があります。
ペットが最初から入れないゾーンを決めておき、間取りに合わせるのがおすすめです。
□注文住宅でペットの負担を減らすためのポイントは?
ペットが安心して暮らせる家にするポイントを4つ紹介します。
1つ目は、足に負担がかかりにくい素材を使うことです。
フロアタイルや石材などのつるつるとした床材は掃除がしやすくお手入れが簡単です。
しかし、それらは滑りやすいため犬や猫にとっては歩きにくく、踏ん張りがきかないためケガをしてしまう可能性もあります。
そのため、ペットが歩き回る部分にはクッション性のあるコルク材や無垢材フローリングを使用するのがおすすめです。
2つ目は段差を緩やかにすることです。
犬にとっては、昇り降りできる階段はあそび場の1つですが、年を重ねるとその段差が足腰の負担につながることがあります。
将来のことを考えて、できる限り段差は緩やかにしておくのが望ましいです。
3つ目はキッチンの侵入経路をふさぐことです。
キッチンには包丁があり、火も扱うのでペットが入るととても危ないので、ペットフェンスを使って浸入を防ぐと安心です。
また、リビングと直結するオープンキッチンよりも仕切られた独立型キッチンのほうがより安全です。
4つ目は引っ掛かりそうな物は置かないことです。
犬や猫が通りそうな道に引っ掛かりそうなコードを設置しておくのは、ケガの原因になってしまいます。
また、ペットが誤飲してしまう可能性もあるので、ペットに有害なものを通り道に置かないことも大切です。
□まとめ
今回は、ペットと快適に暮らすための家づくりの実例と注意点についてご説明しました。
毎日を一緒に過ごす大切なペットとの家には重要なポイントがありますので、快適な住宅にするためにそれらに注意して計画しましょう。
当社ではペットにとっても暮らしやすい家づくりにも携わっておりますので、何かご不明な点があればいつでもご相談ください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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