ペットの喜んでいる顔や、楽しそうに遊んでいる姿を見る時間は、かけがえのない時間ですよね。
ペットとの暮らしをより快適にするためには、ペットのことを配慮した家づくりをすることがおすすめです。
今回は、ペットと暮らす家づくりにおける間取りのポイントや注意点についてご紹介します。
□ペットと暮らす家づくりにおける間取りのポイント
ペットと暮らす家づくりをするためには、「間取り」を考慮することが大切です。
ここでは、ペットと暮らす家づくりにおいて、意識しておきたい点を以下でご紹介します。
1つ目は、ペットコーナーを設けることです。
ペットにも、人と同じように、一息つけるようなプライベート空間が必要です。
そこで、ペットコーナーを設けてあげることがおすすめです。
また、ペットコーナーには、休息の場所としての役割だけでなく、食事をする場所としても活用できます。
2つ目は、リビングは十分な広さを用意することです。
ペットは、ご家族とのコミュニケーションを取ることを好む傾向にあります。
そのため、リビングでご家族がくつろいでいる際に、一緒にいやすいようにリビングを広めに確保することがおすすめです。
3つ目は、浴室の扉は引き戸や内開きにすることです。
実は、浴室はペットに事故が起きやすい場所です。
例えば、ペットが誤って浴槽に落ちてしまうケースもありますし、シャンプーや洗剤などの舐めてはいけないものをペットが舐めてしまうケースもあります。
そのため、ペットが浴室に入りづらくなるように、ペットが開けにくい引き戸や内開きタイプの扉を採用することがおすすめです。
□ペットと暮らす注文住宅を建築する際の注意点
1つ目は、プライバシーを確保することです。
上記でもご紹介した通り、ペットにとってのプライバシーは、人と同じくらい大切です。
そのため、必ずペットにとってのプライベート空間を確保してあげましょう。
例えば、お子様と一緒に住まわれる場合は、ペットが食事をとる場所はお子様の動線とは離れた場所に設置してあげることがおすすめです。
2つ目は、アレルギーやニオイの対策をすることです。
ペットに配慮することも大切ですが、それと同様に、人に配慮した家づくりも大切です。
生活していると、ペットのニオイが気になる場合もあるため、換気システムを見直すこと、室内環境を整えることに注意しましょう。
□まとめ
今回は、ペットと暮らす家づくりにおける間取りのポイントや注意点についてご紹介しました。
ペットと暮らす家を注文住宅で実現する際は、プライバシーを確保することとニオイ対策をすることに注意しましょう。
注意点を把握しておくことで、ペットとの快適な生活を実現しましょう。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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