日常的に目にするご自身の住宅が、非常におしゃれな印象を与えていれば、毎日わくわくしながら生活を送れそうだと思いませんか。
おしゃれな印象を与えるためには、デザインの決め方と注意点を把握しておくことが大切です。
今回は、注文住宅のデザインの決め方と注意点についてご紹介します。
□注文住宅のデザインの決め方
注文住宅のデザインを決める際は、以下の4つの点を意識しましょう。
1つ目は、仕上がりをイメージすることです。
ご自身の実現したい住宅は、全体的にどのようなテイストのものなのかイメージすることがおすすめです。
例えば、「ナチュラルな家が良いのか」、「北欧風が良いのか」で、デザインの方向性が全く異なるので、最初にイメージを膨らませることが大切です。
2つ目は、外観の形状を決めることです。
外観の形状は、家が与える印象に大きく影響を与えます。
例えば、曲線の多い住宅であれば、高級感のある住宅になりますし、直線が多い住宅であればシンプルでナチュラルな印象を与えます。
3つ目は、メインカラーを2色まで選ぶことです。
色の数はできるだけ2色から3色以内に抑えた方が、全体的にまとまりのある印象を与えます。
そのため、メインとなるカラーは2色までにしておきましょう。
4つ目は、屋根の形状を選ぶことです。
外観の形状に加えて、屋根の形状も住宅の与える印象に影響を与えます。
フラットな屋根はモダンな住宅との相性が良く、切妻屋根は和風な住宅との相性が良いです。
□注文住宅のデザインを決める際の注意点
注文住宅のデザインを決める際に注意しておきたい点を、以下で2つご紹介します。
1つ目は、イメージを施工会社に伝えることです。
ご自身の中にある理想的な住宅に対するイメージを、施工会社とも共有しておくことが非常に大切です。
イメージを共有する際は、言葉だけでなく、写真や絵などを活用すると、より解像度高くイメージが伝わるでしょう。
2つ目は、外構工事の費用を減らさないことです。
建築費用に費用をかけすぎてしまうと、つい外構工事の費用を減らしてしまいます。
しかし、外構工事の費用を減らしてしまうと、外観とイメージの合わない塀や設備が住宅に設置されてしまいます。
□まとめ
今回は、注文住宅のデザインの決め方と注意点についてご紹介しました。
注文住宅のデザインを決める際は、「イメージを膨らませること」「外観の形状を決めること」「メインカラーを2色まで決めること」「屋根の形状を決めること」が大切です。
また、注意点としては、「イメージを共有すること」「外構工事費用をむやみに減らさないこと」が挙げられます。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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