賃貸マンションリフォームを考えているオーナーの方は、今の入居者のニーズに合わせてみませんか。
入居者のニーズに合わせて賃貸マンションリフォームをすることで空室対策もできます。
そこで今回は、ペットと一緒に暮らせる賃貸マンションにリフォームする時の特徴についてご紹介します。
□ペットと暮らせるマンションを求めている人はどれくらい?
最近、在宅時間が増加した方は決して少なくはありません。
在宅時間が増加した分、ペットを飼育して心穏やかに普段の生活を過ごそうという方が多くなっているため、ペットを飼いたいというニーズが高まっています。
しかし、ペットと暮らせる賃貸マンションの割合は、高くてもおおよそ24%程度であり、まだまだペットと暮らせる賃貸マンションが多いとは言えません。
そうしたペットと暮らしたいというニーズの高まりに対応することで、早期に入居者が付いたり、一度入居した方が長く入居し続けてくれたりすることが大きなメリットですよね。
□ペットと暮らせるようにリフォームする方法
賃貸マンションの入居者には、「借り始めたときの状態に戻す義務」を果たす必要があります。
そのため、部屋に傷やにおいがつきやすいと、入居者の方が退去時に損害賠償としてお金を請求されることを心配されてしまいます。
賃貸マンションの強みとして、傷つきにくいことやペット特有のにおいがつきにくいことを入居者に主張できると、より入居希望者が増えますよね。
そこで、リフォームする時には、ペット飼育用に傷に強いフローリング・消臭効果のある壁紙であるペット建材を取り入れることがおすすめです。
・傷に強いフローリング
傷を防ぐために硬い床をリフォームに取り入れると、ペットの足腰に負荷がかかり体調に影響することがありますので、ペット用の建材がいいでしょう。
また、撥水加工でお手入れがしやすいことやペットが走り回っても滑りにくい仕様のものを取り入れることに意識を向けることも大切です。
・消臭効果のある壁紙
必ずしもペットを飼っている方が入居するわけではないことを考慮すると、壁は消臭効果のあるものや、汚れにくく耐久性のあるものがいいでしょう。
他にも、ペット用の出入り口付きのドアや大型なペットの鳴き声にも対応した防音室を取り入れることもおすすめです。
□まとめ
本記事では、ペットと暮らせる賃貸マンションのニーズと賃貸マンションをペットと暮らせる部屋にリフォームする方法をご紹介しました。
リフォームでペットと快適な暮らしを用意できれば、賃貸マンションの空室対策につながることが重要なポイントですね。
当社では、賃貸マンションリフォームを取り扱っているため、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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