せっかくおうちを建てるなら、唯一無二のオリジナルな家にしたいと思う方は多いのではないでしょうか。
建築家やデザイナーなどのプロによって監修と設計が手がけられるデザイナーズ住宅はそんな方の理想を実現できるかもしれません。
今回はデザイナーズの注文住宅を建てるときに知っておきたい知識を紹介します。
□デザイナーズのメリットとデメリットをご紹介!
最初にもお伝えした通り、デザイナーズの注文住宅はプロによって自分の理想の住まいをカタチにします。
そのため、デザイナーズハウスのメリットとしてまず挙げられるのは他で頼むよりもデザイン性に長けた住宅にできることでしょう。
自分好みの個性的な家に仕上がります。
またデザイナーハウスはふつうなら家が建てにくい変形地や狭小地などでも、逆にその土地の形や狭さを活かした家が建てられます。
もちろん、外観だけでなく内装も自分たちのライフスタイルに合わせて機能性に長けた設計ができます。
趣味のスペースや生活の動線を考慮した間取りなどにこだわることで、生活の質を向上できそうですね。
しかし、デザイナーズハウスにも購入前に知っておくべきデメリットが存在します。
一つ目のデメリットはデザインを考えるのに手間がかかってしまうことです。
自分ですべて決められるデザイナーハウスは責任も伴います。
入念な打ち合わせや確認をする必要があるでしょう。
二つ目のデメリットは売買時に値段が付きにくいことです。
外観や内装を自分好みに仕上げられたデザイナーズハウスは特殊なデザインであることが多いです。
そのため、売買時の値段が付きにくい可能性が高いでしょう。
将来的に売買をする予定がある方はあまりデザイン性を重視し過ぎないようにするのが賢明でしょう。
□デザイナーズの注文住宅を建てる手順をご紹介!
デザイナーズ住宅を建てるときの手順は主に四つに分けられます。
はじめに、依頼する施工会社やデザイナー決めです。
過去の作品や作業の進め方などを比較して選びましょう。
あらかじめ土地を持っていない場合は並行して土地を決めます。
希望するデザインが実現できそうな土地か確認しながら探しましょう。
依頼先と土地が決まれば、施工会社との打ち合わせがはじまります。
デザイナーズ住宅の醍醐味である理想の住宅を実現するために何度も打ち合わせを重ねます。
プランニングと設計ができればいよいよ工事が開始します。
完成後には施工会社の立ち会いの下で最終チェックを行います。
以上がデザイナーズ住宅を注文する場合の手順となります。
□まとめ
今回は、デザイナーズの注文住宅を建てるときのメリット・デメリットと、その手順を紹介しました。
デザイナーズの注文住宅は依頼先や打ち合わせが一層大切であることがお分かりいただけたでしょう。
少しでも興味をお持ちでしたらぜひお気軽に当社までご相談ください、お持ちしております。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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