ご自宅のリフォームをご検討中の方の中には、内壁や床の素材の選び方が分からないという方は多くいらっしゃるかと思います。
実は、内壁や床の素材を選ぶ際、お部屋ごとに求める特徴に合わせて選ぶといったポイントがあります。
今回は、リフォームをする際の内壁の素材の選び方と床の素材の選び方についてご紹介します。
□リフォームをする際の内壁の素材の選び方
まず、主な内壁の素材は、以下のような4つが挙げられます。
・ビニールクロス
・塗壁
・タイル
・パネル
ここでは、内壁の素材の選び方のポイントについてご紹介します。
内壁の素材を選ぶ際は、それぞれのお部屋に求める特徴から選ぶと選びやすいです。
以下にて、お部屋ごとの内壁の素材に求める特徴と、おすすめの内壁の素材についてご紹介します。
1箇所目は、キッチンです。
キッチンの内壁に用いる素材は、耐水性や防火性が高く、お手入れのしやすいビニールクロスやタイル、パネルがおすすめです。
2箇所目は、トイレや浴室です。
トイレや浴室の内壁に用いる素材は、耐水性や抗菌・消臭効果が高く、汚れやカビの付きにくいタイルやパネルがおすすめです。
3箇所目は、リビングです。
リビングの内壁に用いる素材は、デザイン性が高く、お手入れのしやすい塗壁やタイルがおすすめです。
□リフォームをする際の床の素材の選び方
次に、主な床の素材は、以下のような4つが挙げられます。
・無垢フローリングや複合フローリング
・クッションフロア
・フロアタイル
・カーペット
ここでは、床の素材の選び方のポイントについてご紹介します。
床の素材の選び方も、内壁の素材の選び方と同様、それぞれのお部屋に応じた相性を考えて選ぶと選びやすいです。
以下にて、お部屋ごとの床の素材に求める特徴と、おすすめの床の素材についてご紹介します。
1箇所目は、リビングやダイニングです。
リビングやダイニングに用いる床の素材は、湿度を50パーセント前後に維持でき、ダニやカビを防止しやすい無垢フローリングがおすすめです。
2箇所目は、キッチンです。
キッチンの床に用いる素材は、耐水性や防水性の高い複合フローリング、もしくは汚れにくい塩化ビニル素材のクッションフロアがおすすめです。
3箇所目は、トイレや洗面所です。
トイレや洗面所に用いる床の素材は、防水性や抗菌・消臭効果が高いクッションフロアやフロアタイルがおすすめです。
□まとめ
リフォームをする際の内壁の素材の選び方と床の素材の選び方についてご紹介しました。
内壁の素材も床の素材も、お部屋ごとに求める特徴を踏まえて選ぶことが大切です。
当社では、お客様との対話を通して細かくご要望をお伺いした上で、最適なプランをご提案いたします。
リフォームをお考えの方はお気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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