「注文住宅で自然素材の選び方でのメリット・デメリットを知りたい。」
「自然素材の種類と実際の施工事例を知りたい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
注文住宅でこだわった自然素材の選び方についてメリット・デメリットについて知っておきたいですよね。
今回は上記の疑問を解消する情報をお伝えします。
□注文住宅で自然素材の選び方によるメリット・デメリットについて
自然素材の家は一般的に化学物質を用いない素材で、無垢材・珪藻土・漆喰などがあげられます。
*注文住宅で自然素材の選び方によるメリット
1つ目は、身体に優しいことです。
自然素材の家は、化学物質が含まれていないため身体への負担が少ないことです。
2つ目は、年月とともに素材の変化を楽しめます。
自然に存在しているものを用いているため、年月とともに変化していきます。
そのため、徐々に色が濃くなったり、こっくりとした雰囲気が味わえたりと他の家にないオリジナルティを楽しめます。
3つ目は、湿度をコントロールして快適に過ごせます。
自然素材は、細孔という小さな穴に湿気を出し入れして湿度をコントロールすることで冷暖房の効率を良くします。
*注文住宅で自然素材の選び方によるデメリット
1つ目は、値段が高いことです。
希少価値が高く職人の技術を必要とするため、費用が割高になります。
2つ目は、ひび割れや伸縮して形が変化する可能性があります。
木の繊維の向きによって反ったりして変形します。
空間の湿度に依存して木の水分が変化するため、時期によってざらざらになります。
塗壁は接着剤で貼っていないためひび割れが生じる可能性があります。
3つ目は、色や柄の種類数が少ないことです。
自然な素材を用いているため、派手な色合いや柄は減ります。
空間に派手な色合いの柄を加えたい場合は、違う素材を組み合わせてアレンジすることで色鮮にできます。
□自然素材の施工事例
1つ目は、家の屋根の構造材である梁の見えるリビングです。
家族が集まるリビングに梁を見せることで木の温みと天井を高く感じさせる効果を生みます。
2つ目は、天然木から切り出した1枚板の無垢材を用いたフローリングです。
一枚板を用いるため、木そのものの温もりと肌触りを味わえます。
□まとめ
注文住宅でこだわった自然素材の選び方でのメリット・デメリットについて紹介しました。
自然素材を用いた住宅は身体に優しく自然に調和するメリットがあるのに対して高価、素材の変化があるといったデメリットが存在します。
何かお困りのことがありましたらぜひ当社までご相談ください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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