注文住宅を建てたいとお考えの方の中には素材選びに迷っている方がいらっしゃるでしょう。
素材選びは家の雰囲気を大きく左右します。
そのため、家を建てる際には素材選びはきちんと時間をかけましょう。
今回は、注文住宅の素材選びのポイントと、具体的な素材について解説します。
ぜひ家づくりの際に参考にしてください。
□注文住宅の素材選びのポイントとは
注文住宅で素材選びをする際は、その家に住む家族のライフスタイルを意識しましょう。
例えば家族に小さい子供やお年寄りの方がいる場合は、安心安全な素材を選ぶことがおすすめです。
子供やお年寄りは足腰が弱いため、肌に優しく、柔らかい素材を選ぶと良いでしょう。
また、ペットを飼っている場合は掃除しやすく、傷が目立たない素材を選ぶと快適な生活がしやすくなります。
□注文住宅の素材についてご紹介
注文住宅の素材によく取り入れられるのは、自然素材と国産材・地元材です。
*自然素材について
大きく自然素材といっても、その中にはいくつかの素材があります。
1つ目は、漆喰です。
漆喰は、石灰石が原料の消石灰からできた素材です。
この漆喰には不燃性能と調湿機能があるため、湿度や乾燥対策にもなりますし、放火された時に火が燃え広がりにくいというメリットもあります。
2つ目は、無垢材です。
無垢材とは、原木を使いやすい大きさにカットした天然素材のことです。
肌触りが良く、断熱性や調湿機能があるため、フローリングとして使うのがおすすめの素材です。
3つ目は、セルロースファイバーです。
セルロースファイバーとは天然の木質繊維のことです。
この素材には断熱性や防音、防虫、調湿性能があるため、断熱材としてよく使用されます。
*国産材・地元材について
注文住宅でよく用いられる日本の木材は大きく分けて2つあります。
1つ目は、ヒノキです。
ヒノキは国内の針葉樹の中でも高級建築材として用いられることが多くあります。
耐水性、耐久性、保存性が高いというメリットがあるため、素材として非常に優れています。
2つ目は、スギです。
スギはヒノキと比べるとコストがかからず耐久性があるため、国内では多く使用されています。
この素材は主に柱や造作材に用いられています。
□まとめ
注文住宅の素材の選び方のポイントと、素材の種類について解説しました。
素材にはそれぞれ特徴があるため、ライフスタイルや理想の家に適した素材を選びましょう。
当社は兵庫県神戸市・芦屋市・西宮市を中心に活動する一級建築士事務所です。
注文住宅に関して気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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