「愛するペットが心地よく暮らせる家づくりをしたい」
このようにお考えの方は多くいらっしゃると思います。
ペットが心地よく暮らせる家づくりをするためには、ペットの習性を把握し、その習性に合わせた家づくりをする必要があります。
今回は、犬が心地よく暮らせる家づくりについて神戸市の設計事務所が解説します。
□犬の習性
犬の習性を知るところから、犬が心地よく暮らせる家づくりは始まります。
ここでは、犬の主な習性を3点紹介します。
1点目は、警戒心が強い点です。
犬は、猫など他の動物に比べて警戒心が強い動物です。
犬は家の周りなど自分のテリトリーに見知らぬ人が侵入すると吠えたり、飛びつくこともしばしばあります。
2点目は、キレイ好きという点です。
犬は野生の頃から排泄を巣から離れた場所で行う習性があります。
これは巣が汚れて住めなくなることを防ぐための行動だと考えられます。
3点目は、活発に動き回るという点です。
犬は動物の中でも活発で運動量の多い分類に入ります。
元々は狩りをしていた動物なので、動くものを追いかけたり、運動を好む習性があります。
□犬が心地よく暮らせる家づくり
*警戒心が高まる場所に留まらせない
まずは犬の警戒心が高まりやすい場所にケージを置くなどして犬を留まらせないようにしましょう。
警戒心が高まりやすい場所として、人や車などの動く様子が目に入りやすい窓のそばや、玄関の近くが挙げられます。
警戒心が高まったままだと犬がリラックスできなくなりストレスを抱えるようになるのでそういった場所に留まらせるのを避けるようにしましょう。
*清潔を保てるようにする
次に、綺麗好きな犬のために清潔を保てるようにしましょう。
食事、睡眠スペースと排泄スペースを離すのはもちろん、排泄物はできるだけ早く処理するよう心がけましょう。
また、日の当たる場所を与えることで、散歩中についてしまったノミなどを殺すことなども清潔につながります。
*体に負担をかけない
犬は室内でも活発に動き回る動物なので、床の素材を滑りにくく、柔らかいものにすることで体への負担を軽減できます。
□まとめ
今回は、犬が心地よく暮らせる家づくりについて解説しました。
心地よく過ごすことは犬の健康にもつながってきます。
当社では、より犬が心地よく暮らせる家づくりを実現するための住宅計画、改装を行っています。
興味を持ってくださった方はぜひお気軽にご連絡ください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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