
「注文住宅を建てたいけど失敗したくない」
「成功例を参考にさせてもらいたい」
このようにお考えの方も多いでしょう。
そこで今回は、注文住宅の成功例と失敗例をご紹介します。
例を見ながら皆さんのお家のイメージを膨らませてください。
□成功例について
ここでは家の広さごとに成功例をご紹介します。
*20〜30坪の住宅について
トイレ、浴室、キッチンを近くに集めて、家事がしやすいよう工夫しています。
キッチン周りを回遊でいるようにし、スムーズに動けます。
リビング・ダイニングは、吹き抜けにすることで、開放感を演出できます。
各階にトイレもあるので、階段の昇り降りも減らせます。
*30〜40坪の住宅について
最も一般的な大きさの家です。
LDKと隣接する和室は、家族のくつろぎ空間として重宝されます。
予算に合わせて、2階の床面積を減らし、吹き抜けとすることで、太陽光をたっぷりと取り入れられました。
*40〜50坪の住宅について
土地の形を活かし、片側の壁一面にワイド窓を設置し、太陽光を取り込みます。
キッチンと洗面台が繋がっており、家事導線も文句なしです。
展示場のアイデアをそのまま採用したところも多々あり、限られたスペースを有効活しています。
以上が成功例でした。
家事導線や吹き抜けの大切さがわかったかと思います。
アイデアを得るために展示場に行くのもありです。
□失敗例について
続いて、失敗例についてです。
1つ目は、洗濯に関する家事導線についてです。
成功例でも挙げられた家事導線についてですが、洗濯に関しては難しいポイントです。
他の家事と比べ工程が多い洗濯では、導線の整備が難しくなります。
なるべく階の移動をしないような導線を作りたいですね。
2つ目は、オープンキッチンについてです。
料理をしながらコミュニケーションが取れることで人気のキッチンですが、冷蔵庫の向きなどを考慮すると使いにくさもあります。
収納が難しいと感じるケースもあるので、最適な間取りを検討しましょう。
3つ目は、コンセントの位置です。
家電の数が多いとその分必要になるコンセントですが、住み始めてから困るケースが多発しています。
家具の配置を前もって決めておくなどして、対策を考えましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅の成功例と失敗例ご紹介しました。
イメージも膨らんだのではないでしょうか。
もっと見たいという方はまた調べてみてくださいね。
何かご不明点、ご質問等ありましたら、当社へお気軽にご連絡ください。
投稿者プロフィール

- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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