「注文住宅の間取り決めを失敗したくない」
「何か参考になる間取り例を探している」
このようにお考えの方も多いでしょう。
そこで今回は、間取り決めで重視すべき点と間取り例についてご紹介します。
ポイントを押さえ、建設イメージを膨らませましょう。
□重視すべきポイントについて
*部屋の畳数より家具配置を重視しましょう。
18畳のLDKでも、入ってみるとそこまで広くないと後悔することがあります。
家具のサイズや配置によって部屋全体が狭く見えてしまいます。
家具の大きさや配置、形まで考えながら、間取りを決めることが大切です。
本当に最適な広さであるか、検討してみましょう。
*予算と収納のバランスを考えましょう。
注文住宅で一番後悔される点は、収納です。
予算オーバーになった際、コストカットで収納スペースが削られるからです。
収納が大幅に削られると、当然収納不足が起こり、せっかくの良い間取りが台無しです。
2畳の収納を削減すると50万円のコストカットも狙えますが、必要分の収納スペースは確保すておきましょう。
□おすすめの間取り例
万人受けしやすい、人気の間取りを4つご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
1つ目は、対面型キッチンです。
キッチンに立った時、壁ではなく部屋を見渡せるようなつくりになっています。
テレビを見たり、子どもを見守りながら料理ができます。
ダイニングテーブルとキッチンを横並びにする方法も人気です。
2つ目は、畳の和式コーナーです。
扉で仕切らずリビングと繋げることで、開放的な空間を作り出せます。
床の高さをリビングと変えることで、収納や腰掛けとしても利用できます。
3つ目は、ウォークインクローゼットです。
定番化されているこちらですが、部屋に応じた収納量を、細かく検討することが大切です。
なんとなく作ると意外に使いにくくなってしまうので、パイプの高さや枕棚の高さにまでこだわりましょう。
4つ目は、小部屋裏収納です。
小部屋裏は広いスペースを確保でき、季節ものやあまり使わないものを収納しておくのにピッタリです。
取り外し可能な梯子などを採用すれば、余計なスペースも使いません。
□まとめ
今回は、間取り決めで重視すべき点と間取り例についてご紹介しました。
ポイントを押さえ、希望の間取りを実現してください。
また、ご紹介した間取り例が参考になりましたら幸いです。
何かご不明点、ご質問等ありましたら、当社へお気軽にご連絡ください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
最新の投稿
- 2024年11月22日情報ブログペットと暮らす家づくりのポイントをご紹介!
- 2024年11月18日情報ブログ注文住宅の動線計画についてご紹介!
- 2024年11月14日情報ブログ注文住宅の外壁素材の選び方をご紹介!
- 2024年11月13日情報ブログトップライトとは?メリット・デメリットと選び方のポイントを解説します