注文住宅でインテリアを選ぶ際は何に気をつければ良いかご存じですか。
インテリアは部屋の印象を大きく作用するため、失敗したくないですよね。
そこで今回は注文住宅でインテリアを選ぶ時の注意点について紹介します。
□後悔しないインテリアの選び方をご紹介!
新築の注文住宅でインテリアを新調する方も多いでしょう。
その際は、寸法を測ってからインテリアを購入しましょう。
インテリアショップで家具を見る時と自宅で家具を見る時では、同じ大きさの家具でも自宅で見る家具の方が大きく見えます。
そのため、家におそらく入るだろうと思い、家具を購入してしまうと、想定外の面積を占領してしまう場合があります。
ソファーやダイニングテーブルなどを購入する際は、通路の広さや置き場所のスペースを事前に確認しておくことが必要です。
家の入り口から入る大きさか確認することも大切です。
家具を配置したい場所だけではなく、家具を搬入する通路も確認する必要があります。
部屋に置ける大きさでも、家の入り口から搬入できなければ、設置することができません。
リビングに大きく開く掃き出し窓はあるのか、スムーズに上れる階段かなどでも搬入のしやすさが変わってきます。
部屋のテーマを決めておきましょう。
白を基調にグレーやブラウンで統一したり、使い込まれた風合いが出ているビンテージ調の部屋にしたりすると、まとまりのある空間が作れます。
家具だけではなく、家電のことも注意しましょう。
キッチン家電に関しては収納することで、隠す方もいます。
しかし、見える位置に家電を並べる方は、家電の色に注意しましょう。
家電も黒色や白色、赤色、シルバーなど様々な色があります。
炊飯器や電子レンジ、ケトルなどの色は統一することをおすすめします。
白を基調としたインテリアの場合は、白い家電にし、床や家具が濃い色の場合は黒い家電で統一することでまとまりが出てきます。
インテリアは色が大切です。
一つの部屋に使用するインテリアをの色を、3色までにすると統一感が出ます。
しかし、様々な3色を使用すると、騒々しい印象の部屋になってしまいます。
そのため、類似色をまとめることが大切です。
緑色や青色、紺色などの色合いが似ているインテリアを選んで配置すると統一感のある印象の部屋になります。
黒色やグレー、焦げ茶色などは落ち着いた印象に、朱色やオレンジ色などは温かみのある印象になります。
また、補色を使用すると、それぞれの色を引き立たせ、素敵な部屋に仕上がります。
□まとめ
今回は、注文住宅でインテリアを選ぶ時の注意点についてご紹介させていただきました。
インテリアで後悔しないために、部屋のイメージを固め、寸法をしっかり測ってから購入しましょう。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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