
注文住宅をご検討の方で内装の決め方に困っている方はいませんか。
おしゃれに仕上げたいけど、正直成功する自信がない方も多いでしょう。
そんな方に向けて、内装の決め方を1から解説します。
ぜひ参考にしてください。
□内装の決め方
1つ目は部屋のテイストを決めることです。
テイストには和風や洋風、モダンなどさまざまな雰囲気のものがあります。
テイストを決めずに内装設計を進めても、最終的にチグハグなデザインになるだけです。
まずはお客様がどのようなテイストの内装に仕上げたいのか、決めるところから始めましょう。
2つ目は使う色を決めることです。
使う色の数と種類に気をつけましょう。
使う色は3つまでにおさえることをオススメします。
1つだと印象が偏ってしまいますし、4つ以上だとまとまりが感じられない部屋になってしまいます。
そこで使うべき色の種類なのですが、ベースカラーとメインカラー、アクセントカラーの3つを意識した色のチョイスをしましょう。
部屋の印象に直結するベースカラーにはベージュやホワイトが向いています。
インテリアにメインカラーを持たせ、アクセントカラーで部屋の印象にアクセントを加えます。
3つ目は複数の素材を組み合わせることです。
全て同じ材料で内装を構成してしまうと、無機質な印象を与えてしまいます。
内装を構成しうる材料の種類には
・障子に使用される紙
・小物の原料になりやすいプラスチック
・重曹感を醸し出す金属
・高級感を演出する革
などがあります。
これらをバランスよく効率的に使用して、内装の印象アップを目指しましょう。
□内装コーディネートの注意点
✳︎アクセントを使いすぎない
おしゃれを目指そうとするあまり、アクセントカラーを詰め込みすぎる方がいます。
しかし、そうすると部屋の中にアクセントがたくさんあることになり、ごちゃごちゃした印象を与えてしまいます。
シンプルな部屋に少しアクセントを加えることを意識しましょう。
✳︎全体のバランスを考える
先ほどの「アクセントを使いすぎない」にもつながってくるのですが、トータルバランスを考慮した配色を心がけましょう。
ベースカラーを75パーセント、メインカラーを20パーセント、アクセントカラーを少しというイメージです。
それぞれのアイテムで良し悪しを見るのではなく、部屋に置いたときを常にイメージしながらアイテムをチョイスしましょう。
□まとめ
内装の決め方のポイントを紹介しました。
ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーをバランスよく取り入れることによって、誰でも簡単におしゃれに仕上げられますので、ぜひ意識してみてください。
投稿者プロフィール

- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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