内壁、床の素材選びは、内観の印象を大きく変えるので、失敗しない選び方をしたいですよね。
今回はたくさん素材のある中で代表的なものを内壁と、床の2つにわけて特徴を解説します。
ぜひお家作りに役立ててください。
□内壁のおすすめの素材とは
主な内壁の素材はビニールクロス、塗壁、タイル、木材、パネルがあります。
一つ目のビニールクロスは、一般的に使用されている素材で、いわゆる壁紙というものです。
安価なものから高級なものまであり、安価なものであると部屋がチープに見えてしまいます。
二つ目の塗壁は、職人さんが手作業で施工するものです。漆喰と珪藻土、土壁などがあります。
気温や湿度を調節する機能があったり、人体、環境両方にやさしいと、自然素材ならではのメリットがあります。
ただ、職人さん自らが施工するので、職人さんの技術によって耐久や美しさが変わります。
三つ目はタイルで、外壁にも使用されるほど耐久性があり、また、陶器が使用されているので、ならではの艶が楽しめる壁となります。
四つ目の木材は、木特有のぬくもりがお部屋を包み込む暖かい壁となります。
壁の下方に一部使用したり、お部屋のアクセントにすることも多いです。
五つ目は浴室のユニットバスの壁によく使われているパネルです。
ウッドパネルやパネルシートなど多種多様なパネルが増えてきて注目されています。
部屋に求めるデザインや機能によってどんな壁にするのかが変わってきますので、是非ご相談していただければ希望にぴったりの壁の素材を掲示させていただきます。
□床のおすすめの素材とは
床として使われやすい素材が、木材、タイル、カーペット、クッションフロアとなります。
それぞれについてご紹介します。
一つ目が木材で、お手入れがしやすく温かみのある床材となります。
お部屋の湿度を一定に保ってくれる効果もあるので、ほとんど床材はフローリングであるという家がよく見られます。
二つ目のタイルは、冷たい素材なので、素足で触れない玄関やどまに使われることが多い床材となります。
水に強く耐久性に優れているのが特徴です。
三つ目は畳で、草特有の香りがし心が落ち着く床材で、また、感触が柔らかく、そのまま床に座ったり寝転んだりしても体が痛くなりにくいです。
四つ目がカーペットとなり、畳と同じく暖かくやわらかい床材となります。
遮音性が高いのもメリットの一つで、賃貸の床材におすすめです。
五つ目がクッションフロアで、汚れを簡単にふき取ることができ、また、施工の費用があまりかからないことも良い点です。
□まとめ
壁、床の素材の特徴を簡単に解説しましたが、お気に入りの素材は見つかったでしょうか。
ご相談いただければお客様にぴったりの素材を見つけます。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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