町を歩いていると、外観が北欧風でおしゃれな家を見かけることがあります。
こんな家に住みたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、北欧風といっても具体的にどんなデザインにすればいいのか分かりづらいですよね。
そこで今回は、北欧風の注文住宅を建てるポイントを神戸市の建築会社が解説します。
□北欧風の住宅の特徴をご紹介
まず、北欧風の外観の住宅の特徴を見てみましょう。
1つ目の特徴は、ツートンカラーです。
外観が北欧風の住宅は、多くの場合ツートンカラーで塗装されています。
ツートンカラーとは、外壁や窓枠、軒のラインの色を異なる色同士で組み合わせることです。
色の区別にメリハリをつけることで、北欧風でおしゃれな印象をもたらしてくれます。
また、部分的にアクセントになる色を使うとより個性的な家が演出できますね。
2つ目の特徴は、木製のサッシを用いた大きな窓です。
北欧地域の気候は寒さが厳しく、日照時間が短いという特徴があります。
そのため、窓には断熱性が高い三層ガラスを用いられ、日光が室内に届きやすくするために大きめに作られています。
また、最近ではより高い断熱性を持つ木製サッシが広く使われています。
北欧住宅があたたかい印象なのは、木製サッシのおかげかもしれませんね。
□北欧風の外観にする具体的なポイントをご紹介
続いて、北欧風の外観にする具体的なポイントを3つご紹介します。
*ウッドデッキを設置する
まず1つ目は、ベランダや庭にウッドデッキを設置することです。
ウッドデッキを設置することで木のぬくもりを感じる外観になり、より北欧らしくなります。
また、ベランダに設置すれば洗濯物が干せる場所が増え、庭に設置すればくつろぎの場ができます。
おしゃれなだけでなく、より便利で快適な家をつくることができますね。
*玄関ポーチやアプローチ、門柱には自然素材を
2つ目は、玄関ポーチやアプローチ、門柱には自然素材を用いることです。
自然素材とは、タイルやレンガ、漆喰が含まれます。
これらを組み合わせると模様やアクセントが生み出され、おしゃれな印象を与えてくれます。
最近は、「ジョリパット」や「インターロッキングブロック」という自然素材風に仕上がる素材もあるので参考にしてみてください。
これらは比較的費用が抑えられるので、予算に余裕がない方におすすめです。
*駐車スペースはビルトインガレージに
3つ目は、駐車スペースをビルトインガレージにすることです。
これは少し費用がかかりますが、家との一体感が生まれ、より北欧風な住宅に見えます。
シャッターを付ければ、大切な車を雨や風からも守れます。
予算にゆとりがある方はぜひ検討してみてください。
□まとめ
今回は、外観が北欧風の注文住宅を建てる際のポイントをご紹介しました。
人によって憧れる家、住みたい家はさまざまですよね。
当社では、お客様との対話を通して、いちばん心地よい「住まいのカタチ」を見出だすお手伝いをしています。
何か気になることがあれば、当社までお問い合わせください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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