家を和風モダンにしたいとお考えの方はいらっしゃいますか。
和風モダンにリノベーションしようと思っても、具体的にどのようにリノベーションしたらいいのかわからないですよね。
今回は、家を和風モダンにリノベーションする方法をご紹介いたします。
□和風モダンリノベーションとは
和風は、日本らしいという意味で、モダンは現代的という意味がありますよね。
つまり和風モダンリノベーションとは、日本らしい伝統的な要素と、現代的な機能性、デザインを組み合わせたリノベーションになっています。
日本の伝統的なたたみや、和紙がはられた障子など和室の素材を使用すると、ほっと安心できる部屋に仕上がります。
それに、現代の暮らしにあわせたベッドやテーブル、椅子などをとりいれることにより、和と洋のいいとこどりの生活ができます。
和風モダンなら、現代的なデザインとも組み合わさっているので、もし他のテイストの家具と組み合わせた場合でも、よくマッチした部屋になります。
□和風モダンにリノベーションする方法とは
それでは、和風モダンにリノベーションしたい場合、どのようにリノベーションしたらよいのでしょうか。
その方法を、ご紹介いたします。
1つ目は、ふすまの色を変えること。
ふすまの色は、部屋の印象を大きく変えます。
ふすま紙の色を、思い切って少し派手めな鮮やかな色に変えてしまいましょう。
和風モダンにするポイントは、和風の華やかで艶やかな色を選ぶことです。
ふすまは、着物でいう帯のような存在だと思って色を選ぶと、ちょうどいい和風モダンな部屋に仕上がります。
2つ目は、たたみのデザインを変える、または床にフローリングを敷くことです。
たたみのデザインを変えると、一気に和風モダンな部屋に仕上がります。
今は、たたみの大きさ、素材、形など自由自在に組み合わせることが可能です。
イグサのたたみの交換は7~8年が目安ですので、それくらい月日が経っているのでしたらついでにデザインまで変えてしまうことをおすすめします。
そして、たたみのデザインだけでなく床を和風フローリングに変えてしまう方法もあります。
しかし、和風と洋風では部屋のつくりや素材感が異なるため、間違ったフローリング材を選んでしまうと床だけ浮いた印象になってしまうこともあります。
そこで、和のテイストをもったフローリング材を選ぶことで、他を変えることなくおしゃれでバランスがととのった和風モダンな部屋が完成します。
和風のフローリング材を上手に選ぶポイントは、色とツヤにこだわることです。
色は、柱や天井の色とあわせることでまとまった部屋になりますし、個性を出したいのなら赤みの強い色、黒色を選ぶと良いでしょう。
また、ツヤが控えめのタイプのフローリング材を選ぶと、和風の空間にもよくあいます。
□まとめ
家を和風モダンにリノベーションする方法をご紹介いたしました。
和風モダンは、和室をおしゃれにしたいという方にもぴったりのリノベーションです。
当社では、お客様の要望にあわせてリノベーション、リフォーム、設計などをさせていただいております。
興味がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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