「和風モダンな家にしたい」
「どのような和風モダンの家にしようか」
このような考えにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
現代建築との融合は難しいとされてきました。
しかし、和風モダンな家にリフォームすることが注目されています。
そこで今回は、和風モダンな家の例とする場合の注意点をご紹介します。
□和風モダンな家でのポイント!
和風モダンな家にしたくてもどのようなものができるのか気になりますよね。
そこで、和風モダンの家のポイントをご紹介します。
1つ目は、低い家具を設置することです。
低い家具を設置するだけでも和風に近づきます。
昔の家はちゃぶ台で地べたに座ることが多いことあり、低い家具が多いイメージです。
そこで、掘りこたつや低めのソファーをと入れるだけでも大きく変わります。
2つ目は、木を全面に出しているものを取り入れることです。
今は、梁や柱となるものは、壁紙などに覆われ見えない状態になっている場合が多いです。
昔の家は、壁紙などはなく、土壁や障子などがありました。
そこで、カーテンを障子にしてみることで大幅に印象が変わり、趣深いものになります。
□和風モダンな家にするための注意点とは?
和風モダンにするための注意点を3つご紹介します。
1つ目は、メンテナンスが必要なインテリアがあることです。
具体的にあげると、土壁です。
土壁は、定期的に塗り直す必要があります。
土壁は、乾燥しひび割れが頻繁に起きます。
ひび割れはメンテナンスすることで防ぐことができます。
土壁をお考えの方は注意しましょう。
2つ目は、派手な色の家具や物をおかない方が良いことです。
赤など色にインパクトがある色のものを置くと和風モダンな雰囲気が崩れる場合があります。
そこで、落ち着いた色の茶色などの家具を選ぶと良いでしょう。
より和風モダンな雰囲気を出すためには、家具もこだわることが大事です。
3つ目は、防音に気をつけることです。
障子などにすると防音性能が下がる場合があります。
そこで壁を厚くすることをおすすめします。
和風モダンの家にすることを考えて、防音を忘れることが多いです。
後から後悔しないように頭の片隅置いておきましょう。
□まとめ
今回は、和風モダンな家の例とする場合の注意点をご紹介しました。
和風モダンの家のポイントは、家具の高さを低くすることや木を主張することでより和風になります。
また、色は落ち着いた感じの色が和風を際立たせます。
注意点としては、防音を忘れないように気をつけましょう。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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