「無垢フローリングを使いたいけど、下への騒音が心配。」
「マンションに無垢フローリング使用していいの。」
このようなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか。
結論から言うと、無垢フローリングにすることは可能です。
今回は、LL-45マンションリフォームで無垢のフローリングを使う注意点と方法をご紹介します。
□無垢フローリングリフォームでの注意点とは?
無垢フローリングのリフォームでの注意点は大きく分けて2つあります。
1つ目の注意点は、マンションごとの規定に従うことです。
マンションに無垢フローリングを使用する時に一番気をつけたいのは、マンションごとの
管理規定と防音規定に沿って工事しなければいけません。
特に、マンションの管理規定は、確認は必ずしましょう。
確認しないと、後でトラブルになり、マンション側に訴訟を起こされる可能性があります。
2つ目の注意点は、近隣トラブルに気をつけることです。
工事中には、騒音と感じる音が発生する場合があります。
マンションの上下左右の隣人には、工事をする前に挨拶することをおすすめします。
声をかけておくだけでも、気持ちが変わります。
□無垢フローリングを使用する方法とは?
さきほどは、工事する前での注意点をご紹介しました。
続いて、無垢フローリングを使用する方法を3つご紹介します。
最近は、マンションにも無垢フローリングを使用したいと言う方が多く、マンション用も登場しました。
1つ目は、LL-45等級のマットの上に無垢フローリングを使用する方法です。
無垢フローリングの下に20ミリメートルほどのマットを使用することで遮音性を保てます。
使用したい無垢フローリングがある場合は、マットを使用することをおすすめします。
2つ目は、二重床を使用して、無垢フローリングを使用することです。
コンクリート面とフローリング面の間にゴムでできた支柱を設置することで遮音対策ができる構造になっています。
遮音以外にも、配管工事がしやすいと言うメリットがあり、さらにリフォームしたいとお考えの方におすすめです。
3つ目は、遮音性つきの無垢フローリングです。
昔はありませんでしたが、今はマンションの方も増え、登場しました。
メリットとしては、時間と費用が押さえられることです。
元々付属しているので、2重床工事が必要なくなることが理由です。
□まとめ
今回は、LL-45マンションリフォームで無垢のフローリングを使う注意点と方法をご紹介しました。
注意点は、規定を確認することと、隣人に挨拶することです。
また、無垢フローリングを使用する方法は、マットを使用することと、2重床にすることと、遮音性の付きの無垢フローリングを使用することです。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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