「外構工事って一体どれくらいの費用がかかるの?」と疑問を抱かれている方はいませんか?
外構工事には、さまざまな種類があり、それぞれ価格帯が異なります。
今回は、札幌市の事業者が外構工事の費用と費用の押さえ方をご紹介します。
□外構工事とは
外構工事とは、家本体以外の門、フェンス、駐車場、庭、ウッドデッキといった家の周りの工事をさします。
住宅の雰囲気にも影響を与えるので、外構工事にこだわりを持っているかたも多いのではないでしょうか。
外構工事の注文は、住宅建設時と住宅建設後の2つの時期に大きく分けられます。
建設後にすぐ住みたい方や建設前から明確なイメージを持たれている方は、住宅建設時に外構工事を済ませるのをおすすめします。
一方、住宅ができた後に、必要に応じて外構工事を進めたい方は、住宅建設後の外構工事でも良いでしょう。
□外構工事の相場
フェンスの設置は、フェンスの材質やグレードにもよりますが、材料と工事費を含めて200センチメートル幅で5万円が相場です。
ブロックやコンクリート塀の設置は、1平方メートルあたり13000円から20000円が相場で、高さや幅によって価格が変動すると言えるでしょう。
地面を平坦にするためにレンガやコンクリートを敷き詰めるインターロッキングという外構工事は、1平方メートルあたり7000円から9000円が相場で、材質によって価格が変わります。
また、門扉や門柱は通常のもので30万円が相場です。
□費用を抑える4つの工夫
1つ目は、建物の工事と一緒にローンを組む方法で、一緒に注文することで低い金利でローンを組めます。
住宅を建設する前から外構工事を検討されている方は、まとめて依頼するのがおすすめでしょう。
2つ目は、優先順位をつける方法です。
外構工事には、家の外観を自分好みにするためのものから防犯対策、安全対策などさまざまなのです。防犯面や安全面に支障がでない部分の外構工事は、一旦後回しにするのが、費用を抑える工夫の1つと言えるでしょう。
3つ目は、素材やグレードをシンプルなものにする方法です。
家の外観を大きく変える外構工事は、素材やグレードの幅が広い一方でこだわるほど費用も高くなってしまいます。
費用を抑えたいのであれば、シンプルなものを選ぶ工夫が必要でしょう。
4つ目は、DIYです。
外構工事には、砂利をしく、庭に芝をはるなどの建物の機能性への影響が少ない工事や、自分でも簡単にできるものがあります。
見積もりを出し、DIYの方が費用を抑えられる場合は、DIYで仕上げるのもコストダウンの工夫といえるでしょう。
中にはウッドデッキをDIYする方もいらっしゃいます。
□まとめ
今回は、外構工事の概要と費用を抑える方法をご紹介しました。
外構工事は、種類が豊富で、価格帯もバラバラなので、業者の方と相談する必要があるでしょう。
コストダウンの方法を参考に外構工事を検討してみてはいかがですか。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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