注文住宅をお考えの方で鳥を飼ってみたい、鳥を飼っているがより快適な住宅にしたいという方がいると思います。
今回はそんな方へ向けて、鳥と暮らす注文住宅のメリット、デメリットと注意点についてご紹介していきます。
□鳥との暮らしの良い所と問題点とは
*鳥との暮らしのメリットとは
そもそも鳥との暮らしとはどのようなものなのでしょうか。
また、鳥はペットとして、犬や猫と比べてどのような違いがあるのでしょうか。
実は鳥は人とのコミュニケーションの長けた動物なのです。
例えば、懐くと自然に手に乗ってくる、話しかけると反応してくれるなど愛らしい動物です。
特に、一人暮らしの方は日々の生活の癒しになること間違いなしです。
また、ペットを飼い、触れ合うことで、オキシトシンと呼ばれるストレスを軽減するホルモンが分泌されることが科学的に証明されています。
世話にかかる負担の面は他の動物より少ないので、初心者でも飼い始められるでしょう。
*鳥との暮らしのデメリットとは
鳥との暮らしのデメリットとしては、スペースの問題です。
ゲージを確保すると部屋のそれなりのスペースを使ってしまうでしょう。
また、鳥のフンがかごから漏れてしまうと住宅の壁や、床が汚れてしまうことがあります。
動物なので仕方ないことなのですが、においが気になってしまう場合もあるでしょう。
□鳥を飼う際の注意点とは
鳥の中でも、特にインコやオウムなどの鳴き声が大きい鳥は注意が必要でしょう。
そこで気になるのがやはり、近隣住民とのトラブルの原因である騒音問題です。
対策としては防音材を壁に貼る、鳴き声が聞こえにくいスペースで飼うなどが挙げられるでしょう。
また、代表的なインコなどの種類は夏の暑さには強いが、冬の寒さに弱いものが多い。
室温調整は欠かせません。
室温調整のためのエアコン代をなるべく抑えたいという方は、住宅の壁の材質にこだわって、注文してみるのも一つの手でしょう。
最も重要な注意点としては、最後まで責任をもって飼うということです。
ペットが生きている限り、仮に賃貸住宅に引っ越す際もペット可の住宅を選ぶのはもちろん、ペットに適した環境を提供する必要があります。
普段の生活でも、旅行で長期間家を空けられないなどの制限はあるでしょう。
□まとめ
以上が鳥と暮らす注文住宅のメリットと問題点になります。
ペットとの暮らしはとても楽しいものである反面、責任も伴うことを忘れてはいけません。
しっかりと計画を立てて、鳥との快適なライフスタイルを実現させましょう。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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