クリニックプロデュースを検討中の方はいませんか。
どこを工夫すれば利用者の方々が快適に過ごせるか、また他のクリニックでは何を意識して内装や外装のデザインを決めているのか疑問に感じていると思います。
そこで今回は、クリニックプロデュースをする際の内装と外装のポイントをご紹介します。
□クリニックの内装のポイントを5つご紹介!
ここでは、クリニックの内装のポイントをご紹介します。
1つ目のポイントは、クリニックでは基本中の基本とも言える清潔感のある空間を作り、患者さんに安心感を抱いてもらうことです。
この清潔感を保つには、清掃しやすい構造にデザインしておくことも重要なポイントです。
そうすれば、清掃担当の方も効率よく清掃ができるため、自然とクリニック内の清潔さは保たれます。
さらに清潔な院内に保たれていれば、患者さん自身も綺麗に使おうという意識が芽生え、より良い循環が生まれるでしょう。
2つ目のポイントは、明るい空間を作り心身に良い影響を与えることです。
窓を大きくすることで、太陽の光がたくさん入ってくるようにしたり、夜間でも明るい空間を保つために明るい照明を使用したり、照明の場所を工夫することが重要でしょう。
明るい空間を作ることで清潔感をより一層増幅させ、魅力的な空間を作れます。
3つ目のポイントは、地域性や利用者層に適した内装にすることです。
利用者の年齢層や街の雰囲気に合わせた内装にすることで、親近感と居心地の良さを提供できるでしょう。
4つ目のポイントは、無駄のないスムーズな動線を設計することです。
明確でわかりやすい動線を確保することで、患者さんのストレスを軽減したりユニバーサルに利用したりできます。
また、患者さんとスタッフの動線は異なるため、双方の動線を考慮して、設計をする必要があるでしょう。
□外装のポイントをご紹介!
ここからは、外装のポイントをご紹介します。
目で見てクリニックとすぐにわかるように看板の色やデザインを工夫する必要があるでしょう。
また、「白」や「無機質」といったひと昔前のクリニックではなく、最近ではクリニックらしくないオシャレな外装が支持されています。
誰もが入りやすく、「今度クリニックへ行くならここへ行こう」と思っていただけるような清潔感溢れるオシャレなデザインを目指しましょう。
□まとめ
今回は、内装と外装のポイントをご紹介しました。
内装は、「清潔感」と「明るさ」、「居心地」と「動線」の4つのポイントを重要視して、外装のデザインも工夫もすることで人々が通いたくなるクリニックを目指しましょう。
クリニックをプロデュースする際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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