誰しも一度は外国風の家に憧れを抱いた経験があるのではないでしょうか。
ニューヨーク風、パリ風、フレンチ風と様々ありますが、その中でも近年日本で人気が高まっているのが北欧風の家です。
そこで今回は、注文住宅で家を建てる際に取り入れたい北欧風の家にするためのポイントをいくつかご紹介します。
□注文住宅で北欧風の家を建てるポイント
*北欧風の外壁を選ぶ
北欧の地域は森や湖といった自然に囲まれた環境にあるため、家に使用される建材も景色と馴染むような自然素材のものをよく使用します。
本場では実際にレンガや木を外壁に使用することも多いですが、日本ではサイディング材と呼ばれるレンガ調や木目調の外壁材を使用することが一般的でしょう。
外壁に使用される色には、白や茶色、ベージュといったカラーに人気があり、北欧風な雰囲気を残しつつ、周囲と馴染やすいという特徴があります。
より本場の雰囲気を近づけたい場合は、青や紺色などはっきりとした色味やレンガ調の外壁を選ぶのも良いですね。
ツートンカラーと呼ばれる異なる2色を使用した外壁も、北欧風の家づくりにおすすめです。
対象的な2色を組み合わせたり、一方をレンガ調のものを選びアクセントにするなど、その組み合わせは様々です。
自分の好みに合わせた北欧風の外装を実現できるため、より家主の個性を強調できますね。
*北欧風の屋根の特徴
北欧風の家といえば、勾配のきつい大きな三角屋根が特徴的ですよね。
家を建てる際にこの三角屋根を採用することで、一気に北欧風な印象が強まります。
さらに屋根材と洋瓦を採用することで、温かみに加え、全体的な雰囲気をより北欧風なものしてくれるためおすすめです。
*好みに合わせた窓や玄関ドア選び
北欧の窓は、光を多く取り入れるという目的から大きく設計されているのが特徴です。
より本場の家に近いデザインを求められる際は、大きめの窓がおすすめですが、断熱性も問題などもあるため、家の日当たり具合などを踏まえて検討しましょう。
窓には二重窓や断熱性のものもあるため、自分の理想や予算に合わせて設計すると良いですね。
玄関ドアは、外壁の色にあわせて組み合わせると良いでね。
全体的に統一感を出したい場合は、木製のドアを採用することがおすすめです。
北欧風の家では、赤や白をアクセントとして玄関ドアに使用することもあるため、外壁との相性を踏まえ、好みで組み合わせると良いでしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅で家を建てる際に取り入れたい北欧風の家にするためのポイントについてご紹介しました。
外壁や屋根だけでなく、窓や玄関ドアにもこだわりをもって選ぶのは面白いですね。
理想の北欧風の家を目指せるよう注文住宅で家を検討される際は、ぜひご参考にしてみてください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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