住まいの空間づくりの際に意識をしておくと効果的なのが、高低差に関することです。
地下室を設けたり、ロフトを設けるなど、住まいの空間の中に高低差の広がりが出せると、見た目の印象が良くなることもありますし、幅広い使い方ができるため、とても便利なものです。
そんな中、スキップフロアを設けると言った空間の使い方もあります。
スキップフロアは、通常の床の部分よりも少し高い位置にありますから、上がることで目線の位置が上がって、部屋が広く感じることもあります。
また、子どもは大人になった気分が味わえて楽しいものです。
なお、スキップフロアに上がることで、天井までの高さは近くなりますが、ロフトに上がった時によく感じる窮屈な感じはありません。
また、スキップフロアには、部屋の見え方が変わる以外にも、面白い空間の使い方ができるのが魅力でもあります。
例えば、スキップフロアの下の部分をたっぷりの収納スペースとして活用することもできますし、上がる時に使う階段の横にテーブルを備え付けて、ちょっとした小部屋のような感覚で使うこともできて楽しいものです。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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