理想の家庭を築くにあたって、マイホームを自分でデザインすることを目標としている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、費用面の点でなかなか踏み出せないといった方に向けて、費用の相場や抑えるポイントについて解説していきます。
□まず、注文住宅の相場について知りたい!
注文住宅にかかる費用の全国平均は、およそ3000万円という数字が出ています。
建築の対象となる地域や希望条件などによって変動するものであり一概には言い切れませんが、一つの指標としてみるのもいいかもしれません。
□費用を抑えるにはどんなことに注意するべき?
*住宅のデザインや構造を見直してみる
生活や住宅モデルのグレードを下げずにコストダウンを考えている方には、第一にこの方法がおすすめです。
単純に、住宅の面積や規模が大きくなればなるほど、施工にかかる費用や材料費などは高くなります。
また住宅の階層によって構造が大きく異なっているほか、あからさまに部屋の数が多い住宅も、価格を押し上げている要因であるといえます。
例えばそこで解決策の一つとして、住宅の構造を立方体に近い四角い形にすると自ずと施工費も抑えられます。
収納スペースをいたずらに増やさない、ドアや床材などはなるべく既製品を使用するなどの工夫もコスト削減には有効な手段です。
*配管設備をまとめるようにする
水回りに伴う配管設備の削減も、コストカットに貢献してくれる要因の一つです。
キッチンなどはいざ知らず、バスルームや洗面所、トイレなどの設備を住宅のいたるところにバラバラに分散させても、配管を巡らせる手間が増えるだけですよね?
*窓を多くしすぎない
窓の設置にも費用は追加で発生するため、もし余裕がある場合は窓の数を削ってみるというのもいいでしょう。
しかし、窓は採光や換気、見晴らしの面で生活を左右する重要な要素であるため、必要最小限度の窓は確保してから設計されることをお勧めします。
*外構設備を最小限にする
外構と呼ばれる、屋外の庭にあたる部分も費用削減の余地があります。
門扉やフェンスなどが該当するのですが、注意点としては、削減しすぎると防犯上のリスクが伴うという点がネックです。
セキュリティ性能をキープしつつ、コストカットを実現するため、綿密な構造、設計を考える必要があります。
□まとめ
今回は注文住宅の費用を抑えるポイントについて解説しました。
今回の記事が、これから注文住宅を考えている方の参考になれば幸いです。