「リフォームでトイレを直そうと思っている。」
「素材などを選ぶ際に押さえておきたいことは何だろう?」
トイレを修繕する際にはそこで使う材料や新たに取り入れるものに悩むかもしれません。
せっかくの機会ですから、使いやすく快適なものを採用したいですよね。
そこで今回は、トイレの素材などを選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
□トイレの素材などを選ぶ際に押さえておきたいポイント
*手入れが行いやすいもの
ご存じの通り、しばしば汚物や水が飛び散る場所です。
他の部屋と比べても掃除を行う頻度は高いですよね。
汚れが落ちにくいものですと、徐々に目立ってしまいますし、手間もかかります。
そこで、手入れが行いやすい素材を選ぶのが良いでしょう。
中には水拭きだけでも簡単に落ちるものもあり、それであれば頻繁な掃除も苦にならないですよね。
日々の手入れの行いやすさは、快適に使えることにも直結しますので、意識しましょう。
*水や薬品をはじきやすいもの
掃除をする際には薬品を利用するかもしれません。
水や薬品がその場に続けると、カビの繁殖や素材が腐る被害が生じます。
湿気の多い場所でもありますから、薬品や水をなるべくはじきやすいものを選びましょう。
*間取りと相談して窮屈ではないか
特に新しい機器にする場合や和式から洋式への交換では、間取りも大きく変わります。
その際に、狭いなどの理由で困ることが多いものです。
現在の間取りと相談して、不便なく使える大きさであるかを検討しましょう。
気に入った機器で入りそうにない場合には、間取りの変更を考えるのも良いかもしれません。
*手洗い場が隣接しているか
間取りとの相談ですが、現状のトイレに手洗い場がない場合には設置をおすすめします。
汚れた手でドアや別の部屋のものを触るしかなく、衛生上よろしくないためです。
また、掃除をする際に水が簡単に持ち運べないと不便なものです。
もし存在しない場合には、設置を検討されると良いでしょう。
*窓の配置に注意する
新たに窓の設置をお考えかもしれません。
暗さを軽減し、換気にも使える点では有効ですが、外からの視線も気になります。
手が届く範囲の高さにし、ガラスや格子などで見えにくい構造にしましょう。
□まとめ
今回は、トイレの素材などを選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介しました。
特に素材を選ぶ際には、手入れが行いやすいもの・水や薬品をはじきやすいものであるかを判断しましょう。
また、間取りとも相談しながら、新しい機器や手洗い場の設置をされるのもおすすめです。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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