「新築の話の中で、注文住宅と建売住宅という言葉が出てきた。」
「両者には、どのような違いがあるのだろう?」
新築の話の中では、様々な種類の住宅が出てきますよね。
しかし、その特徴や違いがよくわからないかもしれません。
注文住宅と建売住宅も区別がつかない事例によく挙げられます。
費用もかかりますので、違いをしっかりと把握して、自分に合うものを選びたいものです。
そこで今回は、この両者の違いについてご紹介します。
□新築の種類、注文住宅と建売住宅の違い
この両者は、新築住宅の種類を指す言葉です。
手の入れ方や工程の順番などによって三つの大きな違いがあります。
それぞれみていきましょう。
*自由度の高さが全く異なる
この両者の大きな違いの一つに、自由度の高さが挙げられます。
なぜなら、住み始めるまでにする作業が大きく異なるからです。
建売住宅は、間取りや設備などは予め定まっています。
言葉の通り、既に建てて売られていることが多いです。
購入のイメージが強く、主な取引先は不動産会社です。
希望の商品を決まった形から探していくことを想像してもらうとわかりやすいでしょう。
一方で、注文住宅は建てる前に一緒に家づくりを行います。
依頼主様のご意見を踏まえながら間取りや設備を決めていきます。
そのため、思っているものをそのまま実現しやすいのです。
*住み始めるまでの時期も大きく異なる
この両者は、住み始めるまでの期間でも大きな違いがあります。
建売住宅は、既に建てられていることも多いです。
また、仮に未着工でも、設計は完了しています。
そのため、購入して間もなく住める可能性が高いです。
一方で、注文住宅は設計の段階を経て建てられます。
実はここの過程が数か月かかるのです。
全体で半年くらいになると思っておくのが良いでしょう。
さらに、ご要望によっては普段とは違う施工方法を採用することもあります。
*価格に幅があるか決まっているか
分譲住宅は間取りや設備などが予め決まっているため、価格が確定しています。
一方で、注文住宅は価格が大きく変わる可能性があります。
なぜなら、家づくりに使うものが特に決まっていないからです。
たとえば、より良い設備を取り入れると高いですし、逆に節約して安くできます。
□まとめ
今回は、注文住宅と建売住宅の違いをご紹介しました。
新築の種類ですが、自由度の高さや住み始めるまでの期間などで違いがあります。
両者を比較して、ご自身にとって都合の良い種類で新築を実現していきましょう。