「リフォームをしようと思っているけれど、どんな準備をすれば良いのだろう?」
リフォームはなかなか経験しませんので、不安なことも多いですよね。
準備としても大切なことはいくつかありますが、その中でも近隣への挨拶回りは重要です。
今回は、近隣への挨拶回りがなぜ重要なのかということと、押さえておきたいポイントについてご紹介します。
□リフォームの準備として近隣への挨拶が大切な理由は?
近隣への挨拶が大切な理由は、事前に工事のことを知ってもらって、気持ちなどの準備をしてもらうためです。
リフォームに関しては様々なトラブルが報告されますが、近隣からのクレームも少なくありません。
なぜなら、気付かないところで迷惑になっているからです。
例えば、多くの担当者や車両が通ると音が気になります。
外出する際に見知らぬ人や車が行き来していると不安になるかもしれません。
そして、使っている素材や塗料には化学薬品が含まれていることもあり、臭いが発生するのです。
こういったことを事前に知っておくだけでも感じ方は異なります。
リフォームが終わった後も長い期間お付き合いをしていく間柄となる可能性が高いでしょう。
余計なトラブルで気まずくなるのを避けるためにも、事前に伝えておくのが大切です。
□近隣への挨拶回りのコツ
近隣への挨拶回りのコツとしては3つほどあります。
まず、範囲としては両隣と向かい3棟に加え、裏側の3棟を回ると良いでしょう。
次に、手土産としてはあまりに高価な物ではなく、1000円程度にとどめておくことがポイントです。
そして、実際に訪問した際には、工事の内容に加えてどのくらいの期間がかかる見込みなのかを伝えましょう。
工事担当者の人数や会社の電話番号なども教えて提供しておくと、相手側としても安心できます。
そしてもし、塗料が飛散するといった起こりうる事態が分かるようであれば、対策も含めて伝えておくのがおすすめです。
□まとめ
今回は、リフォームの準備としておすすめした挨拶回りについて、その重要性と押さえておきたいポイントについてご紹介しました。
近隣への挨拶回りは、その後のトラブルを避け、お互いが気持ちよく過ごすために必要なことです。
周囲の8棟を回るということ・手土産は1000円程度のものにしておくことがポイントです。
工事の概要や準備できることなども伝えて、揉め事が起こらないように対処していきましょう。
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投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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