「注文住宅を建てようと思っているのだけれども、内装のデザインやインテリアはどうしようかな。」
注文住宅はあらゆることをご自身の希望に沿って決められるのが魅力ですよね。
しかし、内装においては、なかなかアイデアが思い浮かばないかもしれません。
そこで今回は、家の内装におけるデザインを考える方法についてご紹介します。
□注文住宅で、内装のデザインを考える方法と知っておきたいこと
*おおまかなコンセプトを定める
最初に行いたい作業が、どんな内装にするのかというイメージを固めることです。
何も考えずにインテリアなどを購入して配置してしまうと、全体的に落ち着かない空間となります。
というのも、コンセプトが違うために、同じ空間にあったときに違和感を覚えてしまうからです。
そこで、統一したイメージをつくって、それに沿うものを探していくという流れがおすすめです。
はじめの段階として、室内の雰囲気に何を求めているのかを洗い出しましょう。
*家のデザインはインテリアからヒントを得られる
インテリアは内装のデザインに大きく影響します。
というのも、非常に大きいものが多く、存在感もあるためです。
そこで、ある程度のコンセプトが固まった段階で、インテリアを探していきましょう。
気に入ったものが見つかった時点で、調和のとれる空間にするための要素が何なのかを検討するのがおすすめです。
*様式を統一する
全体としてまとまりのある空間にする方法の一つが、様式を統一または近いものにすることです。
たとえば、色が似たものであれば、そこが暖かい空間なのか・洗練された空間なのかといったこともわかりやすいですよね。
また、材質も空間全体のコンセプトを表現する上では効果的です。
もし可能であれば、インテリアや置物の形を統一しましょう。
よりテーマの見えやすいおしゃれな空間に仕上がります。
*床材の種類と色を考える
ある程度素材が揃ってきたら、今度は天井・壁・床にも注意を払いましょう。
特に床に関しては意外と目に留まる部分であり、触れるという点でも影響が大きいので、どのような素材にするかを考えるのが大切です。
たとえば、自然を感じられる空間にしたいというのであれば、塗装の濃くないような無垢材でのフローリングにするのが良いでしょう。
*室内のデザイン性を高める照明
その部屋の見せ方を変えるのが照明の役割です。
光の色・明るさ・光の向きなどを工夫することで見え方も大きく異なります。
コンセプトに合わせた機器を選び、間接照明なども利用しておしゃれな空間にしていきましょう。
□まとめ
今回は、家の内装におけるデザインを考える方法についてご紹介しました。
上記で紹介した方法を参考にしながら、内装を考えていきましょう。
http://sekidesign.com/
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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