「家を建てるときには、どのくらいの費用が必要なのだろう?」
「少しでも費用を安くおさえたいな」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
家を建てるときに一番気になるのが費用ですよね。
費用の目安を知っておけば、余裕をもって準備できるでしょう。
そこで今回は、建築費用の目安と、費用を安く抑えるための方法についてご紹介します。
□費用の目安
建築の際にかかる費用は、大きく分けて「工事費用」、「土地費用」、「諸経費」の三つに分かれます。
目安はおよそ1000万円から3000万円です。
費用を安くおさえたいという方は、まずどの費用がどのくらいの値段を占めているのかを確認しましょう。
*工事費用
工事費用は全体の費用の7割から8割を占めています。
家の基礎や構造の工事はもちろんですが、門扉や庭といった外構工事、内装工事も含まれています。
設計の費用削減をお考えの方は、工事費用をいかに安くするかが一番のポイントです。
ただし、家の構造や耐震性といった、生命の安全かかわるところは妥協しないことをおすすめします。
*諸経費
災害保険や登記手続きの手数料といった経費です。
全体の費用のおよそ1割程度です。
他にも、地盤の調査費用などがかかります。
諸経費は基本的に現金で払うものが多いので、前もって金額を確認し、確保しておきましょう。
*その他
ほかにも、引っ越しに必要な費用や催しに必要な経費があります。
催しとは、たとえば地鎮祭や上棟式があげられます。
こうした費用も全体の1割程度を占めています。
□費用を安くする工夫
*水回りを集中させる
お風呂やトイレといった水回りの配置を近くにすることで、配管の工事費用を節約でき費用を抑えられます。
*予算を立てる
予算を立てることと費用を安くすることに関係があるのかと思った方もいるはずです。
予算を立てれば、家の隅々まで見直すことができます。
そして、予算を立てながら設備に優先順位をつけていくとよいでしょう。
万が一予算を越えても、優先順位をつけておけば、優先順位の低い場所から費用を抑えればよいと分かります。
*専門業者に相談する
業者に相談すると、費用に関するアドバイスをもらえるでしょう。
自分が希望する予算に柔軟に対応してくれる業者を選ぶことも、費用を安くするために有効です。
□まとめ
以上、建築にかかる費用と、費用を安くするための工夫についてご紹介しました。
住宅の建築をお考えの際は、計画的に準備を進めましょう。
建築費用に関して不安な点があれば、当社までお気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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