風通しが良いと、家の中が快適であるだけでなく、
カビや結露を防ぐことができるというメリットもあります。
今回は、部屋の風通しをよくするコツについてご紹介します。
風通しを良くするためには、
ただ窓を大きくすれば良いというわけではありません。
取り付け位置の工夫や、室内窓の活用が必要なのです。
・風の道筋を作る
風の入り口と出口の2カ所を確保して、「風の道筋」を作りましょう。
片側ばかりに大きな窓がたくさんあっても、風通しは良くなりません。
また、高い位置に窓を付けると、風通しを良くする効果があるだけでなく、
太陽の光が奥まで届き、部屋を明るくする効果もあるのでおすすめです。
・室内窓を付ける
風の道筋を行き止めにしてしまう仕切り壁があれば、
風通しを良くすることが難しいです。
このような場合に活躍するのが「室内窓」です。
室内窓というのは、家の中の仕切り壁に取り付ける窓のことであり、
風を通すのはもちろんのこと、光も通すため、
取り付けた両側の部屋が風通し良く、明るくなります。
いかがでしたか?
今のお家の風通しでお悩みの方は、
上記の点に気をつけて、窓リフォームをするのはいかがでしょう。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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