光や風、熱の出入りは、方位によって大きく異なります。
そこで今回は、それぞれの方位に合わせた、窓リフォームのコツについてご紹介します。
・東向きの窓
東向きの窓からは朝日が入ってくるため、朝の時間によく使う部屋は、
たっぷり光を取り込めるようにすることで、毎日が気持ち良くスタートできます。
朝日には、体内時計をリセットしてくれる効果があるため、
寝室に東向きの窓を付けることで、
毎朝ハツラツと起きられるようになりますよ。
・西向きの窓
こちらは徹底的に西日対策をすることが、快適さの鍵となります。
窓は小さめにし、風通し用の窓である場合は、
日差しが入りこみにくい、低い位置に取り付けましょう。
西日の太陽の位置は低く、部屋の奥まで日差しが入ってきます。
窓が大きい場合には、シェードやシャッターを取り付けるようなリフォームで対策しましょう。
・南向きの窓
南向き窓は光と風の入り口です。
窓を大きく取ると、明るく気持ちの良い部屋になります。
夏の日差しが強い場合は、日よけリフォームをしましょう。
・北向きの窓
太陽の光が入りにくいため、できるだけ高い位置に窓を取り付けましょう。
結露対策も忘れてはなりません。
断熱サッシへの交換や、内窓を取り付けることがおすすめです。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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