注文住宅では、間取りを専門家と相談しながら決められるので、ペットを飼いたいと考えている方は、ペットにやさしい設計を事前に組み込んでおくことをおススメします。
今回は、犬・猫を飼っているときに起こる問題点と、注文住宅ならではの「ペットと暮らす家づくり」について紹介していきます。
■犬を飼っている時に困ること
・騒音編
犬が吠えて近所迷惑になる
・損傷、掃除編
狭い空間や割れ物の多いキッチンで動き回って危ない
散歩から帰って家に入ると家が汚れる
匂いが強い
・健康編
クーラーが効きづらいと犬が弱る
大きな段差があり高齢の犬が大変である
床が滑りやすい
小物や食材を誤食する
■猫を飼っている時に困ること
・損傷、掃除編
床や壁に爪とぎ傷がつく
割れ物の多いキッチンや小物の多い場所に飛び乗る
・健康編
誤食する
■注文住宅ならではの犬と暮らす家づくり
・運動編
犬が動き回れる間取り設計である
庭にドッグランがある
・損傷、掃除編
ペットの匂いを抑える壁紙である
玄関にペット用足洗い場がある
滑りにくい床コーティングである
・騒音編
音が漏れにくい構造である
・健康編
階段の段差が低い
温調で23~28℃、湿度50~60%程度に保てる
誤食防止につながる小物収納がある
・その他
犬用小窓などの犬が外をのぞける環境がある
キッチンの入り口や玄関前に60cm程度の仕切り板がある
キッチンの入り口などに半透明ガラスのドア(ライトスルースクリーン)がある
センサーカメラがある
トイレや犬用ケージをおけるスペースが設計されている
■注文住宅ならではの猫と暮らす家づくり
・運動編
ペットドアがあり、人間が扉を開けなくても部屋を移動できる
キャットステップやキャットタワーがあり縦方向に移動できる
猫専用通路(キャットウォーク)や猫専用階段がある
・損傷、掃除編
ペットの匂いを抑える壁紙である
爪とぎ柱がある
ひっかき傷に強い壁紙である
・健康編
誤食防止につながる小物収納がある
・その他
日向ぼっこや昼寝ができる猫用窓辺スペースがある
キッチンの入り口や玄関前に60cm程度の仕切り板がある
キッチンの入り口などに半透明ガラスのドア(ライトスルースクリーン)がある
センサーカメラがある
トイレ・水飲み場・体洗い用のシンクが設計されている
以上が、犬・猫を飼っているときに起こる問題点と、注文住宅ならではの「ペットと暮らす家づくり」についての説明でした。
注文住宅で、ペットと理想の生活を過ごしてみませんか?
株式会社seki.designは、兵庫県で、注文住宅の設計業務を行っています。
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投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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