マンションに住んでいる方や、子供部屋が二階にあるお家に住んでいる方は、上階の何かを落とした音や、激しい足音が気になったことはありませんか?
その物音は、フローリングを防音にすると気にならない程度にまで減らすことができます。
Lというのは、床衝撃音の防音レベルの事をいいます。
LLは軽量床衝撃音の遮音等級を表しています。
このL値は小さければ小さいほど防音レベルが高く、上階の音が下の階に響きにくいということです。
LL-45というのは上階でスプーンなどの軽量の床衝撃音が、かすかに下の階に聞こえる程度のレベルをいいます。
これは、上階の生活音が気にならない程度といわれています。
つまり、マンションに住んでいる人同士のトラブルにもなりにくいということです。
床材の遮音等級の以外にも床の仕上げ材になどによっても下の階に
伝わる音の大きさは変わります。
フローリングの上に、LL-45より小さい数値の
防音カーペット置くのも下の階に音が伝わりにくくするのに効果的です。
特に騒音トラブルの多いマンションですが、できるだけLL-45よりも小さい床材を使って、
お互いを思いやりながらトラブルのない暮らしを送りましょう。
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投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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